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内容説明
好きなことをとことん窮め、自分の流儀を確立してきた当代随一の知識人である渡部昇一。人間としても、日本人としても、楽しく魅力ある彼の生き方とは、いったいどのようなものなのか。スマイルズの『自助論』を読み、幸田露伴を読み、本多静六を読み、自らの人生の指針を本から見出し、成功をおさめてきた著者。その豊富な体験をもとに、人生に対して何らかのヒントを求める人に役立つ人生論や処世の本を数多く世に送り出してきた。本書では、彼のベストセラーから名言・至言を拾い集め、成功するための法則と知的生活を愉しむ秘訣を導き出していく。 【目次より】●成功するための指針 ●人生のバランスシート ●世の中の姿かたち ●知的生活の作法 ●自己実現への道すじ ●仕事を楽しむコツ ●日本人と大和民族 愉しんで努力する人が成功する! 私たちの人生をいっそう豊かにして、知的に生きていくための珠玉の言葉を集めた一冊である。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
芸術家くーまん843
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■危機的な状況に陥ったときに浮かぶ顔というのは、絶対に親兄弟のそれではない。□秘密を守ってくれて、しかも頼りになるのは、友達の顔です。それも、とっておきの・・・。いざというときに、誰が自分を助けてくれるでしょうか。もちろん、家族も大切ですが、信頼する友や仲間がいることが、とても大きな支えになると思います。逆に、自分の仲間が窮地に陥ったとき、それだけ手を差し伸べることができるのか・・・自分の人間としての価値が、そこに問われているような気がします。2012/10/26
芸術家くーまん843
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■仕事をしない人間に、インスピレーションは来ないということだ。□優れたインスピレーションは、仕事をして初めて下りてくるのである。自分で経験したことのないものを、想像することはできません。つまり、知らないことは想像できないし、そこからインスピレーションも生じないということです。自分の仕事を突き詰めていって、試行錯誤し、また悪戦苦闘して、はじめて想像が創造に変わる。これが優れたインスピレーションであり、仕事の醍醐味だと思います。2012/10/25
芸術家くーまん843
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■いつもやっている仕事に飽きてきたら、別の仕事をしてみる。□これを少し長い時間かけてやれば、本来の仕事も飽きず、しかも自分の関心を広げ、かつ深めることができる。どんな仕事でも、趣味でも、そればかりやっているとどこかで煮詰まりを感じてしまうものです。ちょっと煮詰まりかなと感じたら、リフレッシュを兼ねて別のことに取り組んでみましょう。そうしたローテーションをうまく活用することで、仕事も趣味もステップアップすることができます。2012/10/24
芸術家くーまん843
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■まず、「何が自分に鋭い喜びを与えるか」を内省することから始められるたらいいと思います。□そこに、どこかで置き忘れてきた鍵が見つかるはずです。どうすれば鋭い喜びを感じるのでしょうか。これは人によってさまざま、全く別もののような気がします。ある人にとっては、苦痛でしかないようなことが、別の人にとっては、大きな喜びになる!そんなことがありそうです。たしかに、自分にとっての喜びが何かを内省して知ることは、生きがいの創造を見出す大きな第一歩になりそうです。2012/10/23
芸術家くーまん843
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■切実な嫌な体験をも保持し続けるという強さが、発想のための一つの資格であろう。□失恋でも、破産でも、重病でも、失敗でも、その記憶を大切に保持しうる人は、発想のための井戸を持ったことになる。大失敗!穴があったら入りたい。人と会うのもいや・・・なんてこと、誰でも人生に一度や二度は必ず出くわします。でも、その失敗にどう対処するのか?ここが結構大きな岐路になるというわけです。その失敗を忘れず、むしろ糧にして立ち上がれば、人間がひとまわり大きくなるのです。2012/10/22
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