出版社内容情報
本書のタイトルに「ヴォイス」とあるが、
これはろう者の声だけじゃない。
きっと多くの小さな声を代弁している。(中江有里 解説より)
おじさんは、私たちの味方?それとも敵?
感涙必至
W映像化(ドラマ、映画)でも話題!
手話通訳士・荒井尚人、最初の事件
元埼玉県警の事務員だった荒井尚人は、再就職も決まらず、アルバイトで深夜帯の警備員をする日々。子供の頃から、ろうの家族と聴者との間で通訳をこなしてきた荒井は、やむをえず手話通訳士の資格を取得する。手話通訳の仕事をスタートさせた最中、警察事務員時代にかかわった事件の被害者の息子が殺害される。容疑者として浮かび上がったのが、あの事件で逮捕されたろう者だった……。ドラマ化で話題沸騰中の〈デフ・ヴォイス〉シリーズ第一弾を創元推理文庫版で贈る。
内容説明
埼玉県警の元事務職員だった荒井尚人は、再就職先が決まらず、深夜帯の警備員をする日々。子供の頃からろうの家族の通訳をしてきた荒井は、やむをえず手話通訳士の資格を取り、仕事を始める。ろう者と聴者の間で自らのあり方に揺れつつも仕事は増えていく中、窃盗未遂で起訴されたろう者の法廷通訳の依頼があり…。手話通訳士・荒井尚人“最初の事件”を描いたシリーズ第一弾。
著者等紹介
丸山正樹[マルヤママサキ]
1961年東京都生まれ。早稲田大学卒。シナリオライターとして活躍ののち、2011年、松本清張賞に投じた『デフ・ヴォイス』でデビュー。21年『ワンダフル・ライフ』で読書メーターOF THE YEAR 2021に選ばれる。22年『龍の耳を君に』が第17回酒飲み書店員大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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