出版社内容情報
残飯で豚を育て飢餓に苦しむ世界の子供を救おうと思い立った少年を描いた「僕とポーク」、自称作家、芸術家がたむろするバーを舞台にしたドタバタ劇「文豪の苦悩・・・・」ほか全4編収録。泣かされ、笑わされ、読後には、しみじみとした感動が心に残る珠玉の一冊。ブルボン小林氏による、文庫版解説も必読!
残飯で豚を育て飢餓に苦しむ世界の子供たちを救おうと思い立った少年を描いた表題作の「僕とポーク」、自称作家、芸術家がたむろするバーを舞台にしたドタバタ劇「文豪の苦悩・・・・」ほか全4編を収録。泣かされ、笑わされ、読後にはしみじみとした感動が心に残る。ほしよりこの世界が堪能できる珠玉の一冊!コラムニスト・ブルボン小林氏による、文庫版解説も読みごたえたっぷり。
たろちゃん
僕とポーク
文豪の苦悩・・・・
鳥
解 説
【著者紹介】
ほしよりこ●1974年生まれ、関西在住。2003年7月より「きょうの猫村さん」をネット上で連載。2005年7月に初の単行本『きょうの猫村さん1』を出版。現在7巻まででている。著作はほかに『カーサの猫村さん1、2』『カーサの猫村さん 旅の手帖』『山とそば』などがある。雑誌『カーサ ブルータス』にて「カーサの猫村さん」を連載中。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
bianca
31
ほしさんの作品て、優しさに包まれてるな~とつくづく思う。どちらかというと、飾り気のない素朴な人々を登場させて、人間の大事にしなきゃならない根底の部分を再確認させてくれる。しかも面白会話で!絵も字もサラッとしていながら、言葉に深みがあって、絵も良く見ると繊細な感情が伝わってくるし本当に不思議だ。大人になって、ふと忘れかけていたことを思い出させてくれる。子供による素直な表現も心打つ。ほしさんの本、今まで借りていたけど購入して何度でも読み返したい。2018/02/16
ふみふみ
14
日常のやりとりがこんなに味わい深いものになるとは。ほしさんの絵のタッチがそうさせるんだろうな。淡々と描かれていく日常、会話。ヤマ場もなく惹きつける事が出来る手腕は素晴らしいです。面白いとか面白くないではないお話です。2015/01/29
読み人知らず
9
面白くてちょっと切ない2016/03/20
はまち。
3
小説だと思って買ったら漫画だったシリーズ第2弾。 イサオの思考力の高さ、感受性の豊かさが素敵。 教師と介護福祉士を比較し、自分の職業に介護福祉士を選んだシーンでイサオの「来た道から学ぼうとするのも、行く道から学ぼうとするのも似たようなもの」というセリフが印象に残りました。そういう捉え方が個人的に素敵だと感じました。2017/02/04
みきこ
3
やっぱこの人絵が上手いわー。なんか上手いわー。この人にしか描けない味のある作品。2014/06/08