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内容説明
ほったらかしでも、しっかり自立する!
ペリー来航よりも前に建てられた
築170年の古民家の園舎でいち早く
モンテッソーリ教育とアドラー心理学のいいとこどりを実践してきた
“奇跡の保育園”――小俣幼児生活団。
主任保育士を務める大川繁子さんが
60年かけて2800人以上の園児たちに教わった
子どもがよ~く育つコツ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
けんとまん1007
72
モンテッソーリ教育とアドラー心理学。この二つの言葉が、前面に出てしまいがちになる本が多い中で、それが気にならないのが素晴らしい。これまでの経験と絶えることの思索からくる、とても平易な言葉で綴られているからだと思う。視線や視座が、とてもフラットなのだと思う。読みながら浮かんだのが、「この方は漢方薬なんだな」ということ。そういう思想で動けるには、先を見越した、ある意味での真の強さがあるからだと思う。保育の意味も再認識したし、これは、保育・教育に限らないものがある。一緒になって考えること。2023/03/06
き
57
子どもを自立に導くための考え方について書かれている。また、子どもへの接し方を考えるだけでなく、大人である自分自身がよりよく生きることが大切だと書かれており、なるほどなと思った。2021/08/25
たーちゃん
41
92歳で現役保育士さんの大川繁子さん。大川さんの働く保育園はモンテッソーリ教育、アドラー心理学を取り入れています。子供と対等に接する。子供は一人の人間であること。その当たり前のことが日々の生活の中で時々抜け落ちてしまいます。つい上から「○○してはだめよ」「○○して」命令口調に…。言葉遣いは本当に気をつけなくてはいけません。これは大人に対しても子供に対しても一緒。信頼される大人になることが大事という大川さんの言葉にもはっとさせられました。子供との約束は必ず守る。→2020/05/31
たくや
38
同業者の大先輩の本。意外にも保育士になったのは30代から。そこからの学ぶ意欲がすごい。子育て中のお母さん向けに書かれた内容だったので、すでに知っていることが多かった。92歳の今が青春という言葉が印象的だった。アンパンマンの作者やなせたかし氏も人生は90歳からがおもしろいという著を書いているが自分もそうありたいと思った。そのために今日何ができるかを考えていく。2019/12/24
さく
25
新しいことや変わったことが書かれてるわけではないけど、読んでいるとほっとする保育理念だった。92歳で主任保育士で、土日も出勤して書類仕事!?すごすぎます。2022/03/30