オーバーラップ文庫<br> 異世界迷宮の最深部を目指そう 13

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オーバーラップ文庫
異世界迷宮の最深部を目指そう 13

  • ISBN:9784865546026

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内容説明

ジークを主とする騎士、ライナー・ヘルヴィルシャイン。それが僕の名前だ。
迷宮から一年の時を経て帰還し、再びフーズヤーズの騎士に戻った僕は、ラスティアラの密命を受け、任務に励んでいた。
内容は魔石人間に流れる『ティアラ様の血』の回収。その任務にも目処がつき、あとは『再誕』の儀を待つばかり。
だが、そんな僕の前にティアラを名乗る人物が現れる。
彼女は『ティアラ様の血』を全て僕に受け取って欲しいと言い始め――。
「君に『異世界迷宮』の『最深部』を目指して欲しい」
このフーズヤーズ十一番十字路から、僕は『プロローグ』へと歩み出す。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

35
ラスティアラの密命を受け、魔石人間に流れる『ティアラ様の血』の回収に励むジークの騎士・ライナー。そんな彼の前にティアラを名乗る人物が現れ、『ティアラ様の血』を全て受け取って欲しいと言われる第十三弾。『ティアラ様の血』を巡る様々な思惑に巻き込まれてゆくライナー大変だな…と思いながら読んでましたけど、英雄のはずなのになぜか恥ずかしい過去の暴露大会じみた告白で打ちのめされるカナミには思わず笑ってしまいました。何というか千年前の行いがアレだったというか仕方ないような気もしましたけど、業が深いですね…これは(苦笑)2020/01/22

サケ太

17
ライナーを視点として、物語が新しいステージに進む。カナミとラスティアラに巻き込まれたシーンは笑った。ライナーに与えられた役割とは。毎度スリリングな展開で、非常に先が気になるのが上手い。2020/02/03

のれん

16
やっぱり今作全員重いよ、やっぱり! これと決めたらテコでも動かない。ライナー含めてキャラが神話みたいに直情的だ。  ティアラの恋物語は恐らく、ある意味で今作をラストまで連れて行く舞台装置としての役目もあるんだろうけど、それでもこの献身が過ぎる「優しい嘘」は響くものがある。  周囲を気にして愛を振りまくのではなく、エゴを貫き誰よりも笑ってみせる。ラスティアラがティアラに託されるに相応しき意志を魅せられるかはこれからか。  ただ告白シーンは下手なラブコメより描写がキツかった。 素面じゃ読めんわw2020/01/28

niz001

11
まさかのライナー主人公巻!?ある意味ラスティアラ巻か。ハッピーエンド?コメディーエンドではw?2020/01/24

彼方

10
web既読。ラスティアラの密命を受け、『再誕』の儀を手伝うジークの騎士・ライナーの前に聖人ティアラを名乗る人物が現れる…第13巻。恋愛的にも物語的にも一区切り、終わり…また始まりを告げる巻という事で今回も重要な位置付けの巻でしたね…。千年前、陽滝の思惑、他にも細かな布石が色々ありましたが何といっても告白劇のいたたまれなさが凄い…笑 ある意味とてもロマンチックではありますけれど、もう敵対してると完全に化け物な主人公らといいライナーはお気の毒に…しかしまだまだ終わらぬ過酷な日々、本当ワクワクの止まらない作品。2020/01/25

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