ポプラ文庫<br> 宵闇の酒呑童子 江戸南町奉行・あやかし同心犯科帳

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ポプラ文庫
宵闇の酒呑童子 江戸南町奉行・あやかし同心犯科帳

  • ISBN:9784591164037

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内容説明

「化物憑物改方」という奇妙な肩書を持つ、孤高の同心・望月栄次郎と、名奉行の次男で直心影流の使い手・筒井十兵衛。紺屋町界隈に夜な夜な現れるという「酒呑童子」の謎を解くべく奔走する二人。果たしてそこには哀しい物語が隠されていた……。江戸を騒がすあやかし絡みの事件に二人が挑む人気シリーズ待望の続編!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

24
さくさくと♪三作目が出たら読みま~す(^^)今作は、良かったです、妖が妖でないことが分かってて読んでるからなのか、彼らが成長してるからか楽しみました。2020/07/16

onasu

17
偶々手にしたシリーズだったが、2冊目にして妙に馴染んできた。  町会所廻り同心という聞いたこともない職に変わった北町奉行所の望月栄次郎と、男谷道場で師範代を勤めることになった南町奉行筒井雅憲の三男十兵衛による「化物憑物改め方」。勿論、正式なお勤めではないが、その裏には南町のお奉行様がいて、その活躍を瓦版にして世に広めているとは!  下手人を挙げるのだけが捕物帳ではない、というのがいいのかな? 意外や子煩悩だったとか、暮らしぶりに厚いところもいい。硬派でも、色合いの違う二人の活躍が楽しみになってきた。2020/07/31

Tatsuhito Matsuzaki

11
江戸南町奉行あやかし同心犯科帳シリーズ第二弾。 北町奉行の孤高の同心・望月栄次郎と、南町奉行の三男坊・筒井十兵衛のコンビが「化物憑物改方」の異名で活躍する痛快捕物帖。 若い二人が世の不条理に憤り自らの生き様に苦悩しながらも愚直に歩もうとする姿に好感。 表紙絵が青春文庫的でちょっと手に取るのが躊躇われましたが、京極堂氏の百鬼夜行シリーズを軽く連想させるような物語の構成・展開は、続編を期待したい若手作家さんです。 #品川の地獄講 #芝の送り拍子木 #彦根屋敷の化け猫騒動 2022/07/03

あい

10
「変わらねばならぬものは一体なんなのか。本当に守るべきものとは一体どこにあるのか」と考える栄次郎。「しっかりとした、まっすぐでしなやかな芯を持って強くなろう」と言う十兵衛。この腐った世の中はきっと違うものに変わるはずと信じるような二人を、まだまだ見ていたいです。2020/12/07

bvbo

3
シリーズ2作目。怪しい物音の正体は…の「芝の送り拍子木」がとても良かった。十兵衛殿の成長が感じられたのだが、今回で2人も友が居なくなって寂しいだろうな。 2020/07/19

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