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内容説明
1917(大正6)年、渡米した平太はシカゴ大学で人生の師・スタッグ教授と出会う。スポーツ先進国アメリカの広いグラウンドや指導者たちに刺激を受け、貪欲に多くのスポーツ理論、技術を吸収して日本に持ち帰った。型破りだが、確実に成果を残す指導と、豪快で懐の深い平太の人間的魅力により指導者として認められるが――。石原莞爾、張学良ら歴史上の人物たちとの驚くべき交流。子どもたちの悲劇。コーチとして育成した多くの選手たち。時代に翻弄されながらも日本スポーツ界に多くの功績を残した岡部平太の激動の生涯を描いた大河小説完結編。