内容説明
いとこの急死により、デヴォン・レイヴネルは突然トレニア伯爵の爵位と田舎のおんぼろ屋敷を継ぐことになった。土地ごと売り払うつもりが、屋敷にはいとこと結婚して3日目で未亡人になってしまったケイトリンと、身寄りのなくなったいとこの妹たちがいる。妹たちや小作人や使用人の生活を心配し、土地を売り払うことに断固反対のケイトリンとデヴォンは反発しあうが……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZU@ 《フィフティシェイズ・フォーエバー》
32
来月発売される、ヘレネの初めての恋を読みたくて調べたところ、レイヴネル家シリーズ2と判明。1を読まなきゃと思い、急遽読んだんだけど、これがとっても良かった。後半はヘレネも恋に悩み、2に入り込み易くなってる。その他の登場人物もとってもチャーミングで、シリーズこれからも期待大(^_-) でも、一番チャーミングだったのは、ペットの豚かも(笑)2017/11/26
veri
30
ロマ本リハビリ第一弾☆…なのですが、めずらしくヒロインにもヒーローにもあまり魅力を感じず、ウィンターボーンとヘレンの二人の方が気になっちゃって気になっちゃって…汗ケイトリンは愛情深くて真直ぐで良いのだけれど、独善的な所がどうも受け入れられず。デヴォンも凄く誠実なのだけれど、如何せん下半身に思考を乗っ取られすぎている気がして…苦笑。まあ多分W&Hの方がより自分好みなんだろうな。ケイトリンとデヴォンの中身をもっとよく知りたかったな。それにしても、W氏がデレク感を漂わせまくっているので早く次巻が読みたいです。2017/01/13
たまきら
22
おお、久々のクレイパス。元々彼女の本を読んでロマンス小説に興味を持ったので、楽しみに読み始めました。設定はなんだかハサウェイ兄妹なんですけど、とにかく兄弟・従妹たちの会話が楽しいし、産業革命以降の商業関係者の繁栄と貴族の斜陽…という時代背景も嫌みなく書きこまれていて興味津々。平民男子が好きな自分ですから、次のMarrying Winterborneがすごく楽しみです。2017/06/29
イヴ@乗馬に夢中
20
レイヴネル家シリーズ1、放蕩者デヴォン×未亡人ケイトリン。色々面白かった。田舎の景色、城の建て直し、面白い妹たち、豚の登場と、読んでいて楽しかった。恋愛のほうはそこまでドキドキしなかった。列車事故で負傷したウィンターボーンを介抱するヘレンの恋愛のほうが興味深かった。ケイトリンが嫌といいながらも馬車の中でノリノリでエッチしちゃう所は良かったかな。ヒストリカルならではの舞踏会や豪華絢爛といったものはなかった。次作へ2018/05/23
Miyuki_fsog
19
ヒロインの気の強さや、ヒーローのうっかり発言にイライラ・ハラハラしたものの楽しく読みました‼双子の姉妹の幼稚すぎる振る舞いや、ブタちゃんに笑わせてもらって…年末の大掃除も放置状態ww リースとヘレンのその後が気になります゜゜(´O`)°゜❤2016/12/29