内容説明
親戚のおかげで舞踏会にデビューしたけれど、田舎育ちで風変わりなパンドラはすっかり壁の花。同じ年頃の令嬢たちともなじめずにいるが、ただ一人優しくしてくれた友達の危機を救おうとして窮地に陥る。ひょんなことからセント・ヴィンセント卿ガブリエルとの噂を立てられ、このままでは社交界にも出られなくなるかもしれない。彼は責任をとると言い出したのだが、それは!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
39
著者の「壁の花」シリーズファン必読!「Devil in Winter」で悪魔のように魅力を振りまいたあのお方がお公爵になって戻ってきました。甘やかされて育った息子を喰う勢い。伯爵まで登場し娘が複数形になっていたり、残りのメンバーに再会したかった!可愛い不思議ちゃんに夢中になって、パパの提案でおうちにお招きして求婚とか、もうボンボン以外の何者でもない息子は、自分の子どものようにかわいかったわ~。当時の医学や政治的背景も面白かったし、モノポリーの歴史も知らなかった!私たちが享受する権利と自由をかみしめました。2019/03/29
KAZU@ 《フィフティシェイズ・フォーエバー》
38
ヒストリカルだけど、設定は昭和女子がぶち当たって来た壁、仕事を取るか、結婚を取るか。 自動扉、手術室など、現代に近い感覚。個人的に残念だったのが、壁の花シリーズをまるで読んでいなかった事。このシリーズを先に読んでたら、より楽しめたと思う。次作が出るまでに是非読んでおかねば。2018/12/18
rokoroko
23
私、リサ・クレイパス氏の作品の中の登場人物で一番好きなのはセントヴィンセント卿!彼とエヴィーの息子とパンドラの話。このシリーズの前作でボードゲームを百貨店で売り出そうとしてたパンドラ。それと懐かしい面々が出てきて嬉しくて一気読み。血筋なのかパンドラにすぐのめり込んでしまうのも心地よい。変わった登場人物も現れてスピンオフが楽しみでしかたない。大変楽しく頂きました2018/12/08
rokoroko
22
やはり、セントヴィンセント卿が出てくるとうっとりとなってしまう.。その長男とボード・ゲームで自立しようとするパンドラの話。護衛のドラゴンも好もしい。さて来月出る新刊のための再読は後一冊。でも新刊は誰の話なんだろ?フィビーがいいけれど・・カサンドラかしらね2019/11/18
rokoroko
21
再読何度読んでもセントヴィンセント卿は素敵2022/08/29
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