連載を打ち切られた実家暮らしアラサー漫画家の親が病で倒れるとこうなる（１）

著者名：キダニエル【著】

講談社（2019/12発売）

• ISBN：9784065178492

内容説明

連載を打ち切られ、充電期間中の漫画家・キダニエル。彼のお母さんに突如「白血病」の診断が下ってしまう。家族でその闘病生活を支えることになったが…。
これは、起こり得るけど、絶対起こってほしくないことが起きてしまった、ひとりの漫画とその家族のお話。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[じょり]

Twitterで追っていたマンガ。結末まで読んだ作品ですが、スマホ画面ではちょっと読みにくい部分もあったため書籍化されてよかった。ところどころ作者が生活力が低いことを嘆いていたが、漫画家で実家にいたからこそここまで母親の看病ができたんじゃないかなと思う。話は続かなくても、一緒にいてくれたことで少しは救われていたんじゃないかなと思います。家族の葛藤やご本人の受け入れられない発言がたくさん描かれていてリアルなエッセイマンガだと思う。

2020/01/23

[tban]

考えさせられる、リアル人生会議 誰にでも起きうることを、事実として淡々と読ませます。 話が重いだけに、これくらいの脱力系のエッセーコミックと いう表現は救われます。主人公の社会経験の少なさがかえって 事の重大さや、何が大変かをよく教えてくれます。一読して 自分の状況を翻って確認するにはとてもいい本です。 人生会議なんて大げさに言わなくとも、これを読めば考えさせられます。 お薦めです。

2019/12/18

[shiho]

デフォルメされたキャラクターだからスッと読みやすかった

2020/05/20

[６月屋]

デフォルメされたキャラクターで描かれる、作者の母親の闘病日記と、それによって大きな変動を迎えた作者とその家族の日記。

2020/03/21