双葉文庫<br> さすらいのキャンパー探偵 見知らぬ町で

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双葉文庫
さすらいのキャンパー探偵 見知らぬ町で

  • 著者名:香納諒一【著】
  • 価格 ¥594(本体¥540)
  • 双葉社(2019/12発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784575522686

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内容説明

愛車のフォルクスワーゲン・タイプ2が故障し、田舎町で立ち往生した辰巳。骨休めをするはずが、住民たちの愛憎劇に巻きこまれる。「見知らぬ町で」「夏の終わりのハーモニー」「道中記」全3編を所収。シリーズ第3弾。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しんごろ

172
あらあら、ワーゲンバスが故障しちゃったよ。しかも、故障したこの町はどこ?ああ、だから見知らぬ町なのか。もう、ツカミはOKで、一話目を読み進めるうちにわかるのかと思ったら、どこの町なのか結局わからないや(笑)新潟、福井、浅草、軽井沢と、辰巳さん、さすらうことはさすらうけど、車窓の風景はあまりないのが残念。一作目みたいに、車窓の風景の描写を増やして欲しかったなあ。しかし、どこに行っても辰巳さんいるところに事件ありだね。辰巳さんには、たまに羽を伸ばして、ゆっくり酒を飲んでもらいたいね。2021/03/15

タイ子

75
シリーズ第3弾。キャンパー探偵の現れる所に事件有り。偶然か必然か、というところだけどそれだけ大小さまざまな事件や困りごとは日常茶飯事にどこでも起きてるということなのね。そこにはややこしい人間同士の関係性があり、切っても切れない縁があり、事の発端は小さくても事が起これば大きな傷になる。推理小説の王道みたいな最終章の「道中記」が好き。これからも旅の途中の辰巳翔一に会いたい。2020/01/27

Nao Funasoko

18
3ヶ月連続刊行のシリーズ3冊を一冊当たり1.5日平均で読了。ご都合主義的な展開も散見されるが殺人の直接描写が無いのは好み。ただ、いずれの事件もアームチェア・ディテクティブでも解決できそうな気もしないでもない。せっかくの相棒であるワーゲンバスをもっと活かせるようなロードノベル、ロードムービー的な面がでてくるとより魅力的なシリーズになっていくんじゃないかな。 2019/10/29

ぷにすけ

17
「見知らぬ町で」のタイトルどおり、辰巳がふらりと立ち寄った町で起こった事件の数々。三部作の中では一番良かった。次回はぜひ長編を!2022/11/08

りょう

11
さすらいのキャンパーシリーズの3冊め?小さな田舎町でおこるちょっとした事件に居合わせる短編集。そして、よそものだからこそ、わかることがあるんだろうな。こんな狭い町で暮らすのも、ちょっときつそうだなあ。2020/03/11

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