双葉文庫<br> さすらいのキャンパー探偵 水平線がきらっきらっ

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双葉文庫
さすらいのキャンパー探偵 水平線がきらっきらっ

  • 著者名:香納諒一【著】
  • 価格 ¥572(本体¥520)
  • 双葉社(2019/11発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784575522594

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内容説明

改造したフォルクスワーゲン・タイプ2を塒に、フリーのカメラマンと探偵の二足の草鞋を履く辰巳翔一。様々な依頼に応えて、今日も全国を東奔西走する。「深夜プラス1」「TSUNAMI」「水平線がきらっきらっ」3編を所収。シリーズ第2弾。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しんごろ

173
事件に重点を置きすぎて、しかも事件の内容が濃いめ。キャンパー走らせて、青空や海の風景を描写してほしかったし、あるいはキャンパーのそばでキャンプ感というかアウトドア感を描写してほしかったなあというのが本音。個人的にはちょっと残念かな。辰巳、人がいいのか、断ることを知らないというか、流されるタイプだね。だから、さすらうのがあってるかもしれないし、事件に巻きこまれるね。もっとキャンパー感あれば最高なんだけど、悪くはないので、次作も読みます。2021/02/18

タイ子

71
シリーズ第2弾。前巻に比べるとキャンパーとしての描写が少ないのが寂しいが、これは読者の我儘かな。香納さんの得意なハードボイルド感は十二分に出てました。探偵とフリーライターの2足のわらじを履く辰巳翔一。「TSUNAMI」は東日本大震災を思い出させて切なくなるが、トラック野郎たちの絆が嬉しいストーリーでもある。オチが何とも面白くて好き。3篇の中編なのでサクサク読める。続編も刊行されてるので読みます。2019/10/19

カブ

42
「さすらいのキャンパー探偵」シリーズ第2弾。今回はキャンプ色は薄いが、その分遭遇した事件が濃い。グイグイと相手の懐に入って聞き込みをする辰巳、前作よりずっと探偵らしいところが良い。続きも読んじゃおうかな。2020/04/26

寂しがり屋の狼さん

29
シリーズ2作目📚️探偵物で殺人事件もおきてるのにハードボイルドではない感じ…(笑)嫌いじゃないです(*^^*)ワーゲンバスで旅とか憧れます(*^.^*)2020/01/22

Nao Funasoko

25
前作感想で "ライト・ハードボイルド"と表現したところ本作解説三橋暁は「ハードボイルドを通過したソフトボイルドの味わい」と述べており「あー、それだよそれ!」 ひとりごちた。その雰囲気は一作目より色濃くなってきたように思われる。著者作品において本シリーズ主人公は三度目の登場とのことなのでシリーズ読み終えた後には遡って追っかけてみたい。 2019/10/28

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