ブルース・リー伝

著者名：マシュー・ポリー【著】/棚橋志行【訳】

亜紀書房（2019/12発売）

• ISBN：9784750516073

内容説明

死因 “脳浮腫” の謎が今あきらかに!
生誕80年を迎えた今蘇る
ブルース・リーとその時代 ――

100人を超える関係者への濃密な取材が生んだ結晶。
第一級の史料価値を持つ“ 李小龍”評伝の決定版。
※貴重なカラー・モノクロ写真多数収録

知られざる幼少時代、激動の60年代を過ごした米国時代、輝かしい香港凱旋からその死に至るまでのセンシティブな真相に新たな光を当てる。

ニューヨークタイムズ、絶賛!
朝日新聞・書評掲載(評者：いとうせいこう氏)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[かっぱ]

【図書館】３２年の短くも濃厚に圧縮された人生。「覚えようとするから失敗する。頭を空にしろ。形をなくせ、水のように。コップにそそげば水はコップの形になる。急須にそそげば急須の形になる。水は静かに流れることも、そっと忍び寄ることも、激しく砕けることもできる！水になれ、友よ」。ブルース・リーが目指したものがこの台詞そのもの。映画俳優にして武道家、そしてストイックな魂の探究者。３２年の生涯は短か過ぎると思っていたら、息子で俳優のブランドン・リーは撮影中の事故で２８年の生涯を閉じている。数奇な運命は連鎖するのか。

2020/01/20

[しゅうと]

今まで知らなかったブルース・リーに出会えた。読んでよかった。

2020/10/10

[不動 明]

この大著は本は購入したものの中々手がつけられ無かったのですが意を決してKindleで再購入して聴読で読み終え？ました。これは本当に今までで一番詳しいブルース・リー伝であり偶像化してないブルース・リー伝だと思いました。しかしそれでも偶像化は今後も止まない事でしょう。ブルースもまだ３２歳だったという事を考えたら遥かにブルースの年齢を越えた自分が足元にも及ばない位に遠く高く龍の如く舞い上がっていった人間の人生がこんなにも眩しい光を放って半世紀経っても勇気を与えてくれるとは本当にやり遂げた男です。

2022/02/25

[しゅうと]

再読。死因については、この本の説は納得いきません。それ以外は、ブルース:リーの生い立ちから死までが詳しいので満足です。

2020/10/15