新潮文庫<br> 夜が少女を探偵にする(新潮文庫)

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新潮文庫
夜が少女を探偵にする(新潮文庫)

  • ISBN:9784102411612

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内容説明

犯罪史や解剖学に没頭する十三歳の少女エイヴァはある夜、家を抜けだし向かった小動物の死骸置場で、級友の少年ミッキーの遺体を発見する。その夜から少年ばかりを狙う拉致殺害事件が発生。どの被害者にも咬み痕があり、傍には仔犬の死骸が。折しも町では獣ともつかぬ怪物が目撃され……。八〇年代初頭のバーミンガムで、家庭環境に悩む多感な少女が猟奇殺人事件に挑む驚愕のデビュー作!(解説・大矢博子)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

Shun

26
タイトルに惹きつけられたミステリ小説。未成年が凶悪犯罪に対して知恵と行動力を武器に挑むというテーマは、既にベストセラーとなった作品がありますが、本作の主人公エイヴァのキャラクターも人気が出そうな予感。13歳らしからぬ理性と何より古今の犯罪史や生物学に長けた知性、それでいて生命に対してきちんと敬意をもって接する倫理観があり好ましい。エイヴァが興味を持つ解剖学に関する秘密の観察場所で、少年の遺体を発見したことで事件と関わることになり、正体を隠し警察への情報提供という立場を保ちつつ真相に迫る過程が読みどころ。2026/03/10

本の蟲

14
犯罪史や解剖学に精通している13歳の少女エイヴァは、行方不明だった級友ミッキーの遺体を発見する。その夜から少年ばかり狙う拉致殺害事件が続き…。ネグレクト気味の母親に代わり妹たちの面倒を見て、遺体を物怖じせず観察し、証拠保全を行い、声色を変えて警察に情報提供するエイヴァ。子ども扱いされないために大人のふりをするのには理解できるが、あまりのスーパーガールっぷりを納得できるかは読者次第か。事件の成行きと犯人の動機、結末には色々既視感があり、主人公への好感度で評価が変わるジュブナイルミステリ2026/04/14

macky

2
☆☆☆☆☆2026/03/28

かみーゆ

2
なんといっても主人公のキャラですよ。この子は売れるわ。オタクで頭良くて無鉄砲なとこがあって、その気になれば相当モテそうだけどそういう方面にはそんなに関心なくて。こう書くと薬屋の猫猫だな。まあとにかくいいキャラでした。そりゃ解説の大矢さんもテンション上がるわ。警察の動きがおかしいとか、犯人がすぐわかるとか、気になる人もいるんだろうけど、リーダビリティもあるし面白かったな。2026/03/24

Steppenwolf

1
G途中まで,13歳の少女エイヴァ・ボニーが検死官みたいな見解を示すところはありえないと思いつつも愉快だった.しかし,登場人物のなかから身体的特徴を考えると犯人を了解した.最初はエイヴァをいじめる悪ガキが犠牲者となり,その後も幼い男の子が連れ去られ遺体となって発見される.そこにエイヴァが大人を装って警察に通報する.邦題は,少女の役割を過剰に思わせる.少女の周りの男の子たちは我々の子供時代同様実に子供っぽくて頼りない.同じ地域からこんな事件が実際に起きたらパニックになるだろうと思う.2026/04/10

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