内容説明
札幌での学会で、神楽坂愛里は若手奨励賞を受賞した。夢への第一歩を踏み出したが、ホテルに戻ると、学会長の芦屋充(あしやみつる)からセクハラ行為を受けてしまう! 福豊颯太)(ふくとよそうた)に助けを求めるも、火災報知器の誤作動騒ぎが重なり、ようやく部屋に帰ると、そこには芦屋の死体が……。どんな状況でも、証拠を重ねて真犯人を突き止める、リケジョ愛里、またも大活躍!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ソラ
16
シリーズとして結構好きなんだけど、キャラクター文庫というわりにはキャラがまだ弱い気がするんだよなぁ…2019/12/29
しぇん
14
続編出ないと思い込んでいたので、出版されて一安心。前巻で伏線になってしまった父親の話の決着が印象に残ってしまいますが、ノーベル賞に向けての小さいけど大きな一歩を踏み出せた巻でした。あらすじで一話の事件説明しすぎだろ、とか少し思ってしまいましたが。颯太君は相変わらず不幸だけど、関係が確実に近付いてるのでプラマイ0?2019/12/15
イーダ
12
艶やかな神楽坂さんの浴衣姿の表紙が印象的ですが、やはりそこはミステリー。人が死んだりとか不穏な事が起こるんですなあ。さすがに警察にも神楽坂さんの名前が響き渡っている。そして変な新キャラの登場と、悲しい別れ・・・しかし、これ、ノベライズの関係ってだけで、ラノベにしても良いような気がしてきます。2020/01/12
ミャロ
9
前半の話は、色々都合が良すぎる気もするが推理事態は面白い。後半は、ミステリーと言うよりサスペンスだった。探偵役の新キャラ登場により今後の展開が楽しみ。2020/04/27
わぴねむ
4
学会のお話と、別れさせ屋のお話。こういう素人探偵ものにありがちな、行く先々で事件が起こる悲しさ。しかも結構重い。この大学大丈夫なのか。颯太は卑屈にならずいいやつ。2021/04/10