内容説明
刀が銃砲に敗れた禁門の戦い後、会津藩士・孝太郎は士道をまっとうする難しさに直面していた。そして旧幕軍と新政府軍の激突は避けられないものとなり……。〈幕末京都守護職始末〉シリーズ完結。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Die-Go
45
図書館本。幕末京都における守護職会津の一剣士服部孝太郎の物語。鳥羽伏見の戦いで幕を閉じる。今一つ話に入り込めなかった。★★☆☆☆2023/09/10
とし
42
幕末京都守護職始末「士道残照」藤本ひとみさん初読み。少し読みずらく読了迄日数が・・・。会津藩士の武士のあり方を描いているが、孝太郎さん新撰組の近藤、土方、沖田、西郷隆盛、坂本竜馬、佐々木只三郎といろいろんあ人との接点が多すぎか、幕末京都守護職始末1・2を読めば納得なのか?2014/01/09
春
14
途中から切なくて苦しくて、それでいて熱い魂を感じて、良い作品読んだなあと大満足。会津の剣士必死にもがく幕末。やりきれない思いを抱えた武士たちの大和魂に胸を打たれました。2015/06/21
よっしー
10
最期まで「士道」を貫いた孝太郎。新撰組との、その中でも特に沖田さんと接点を持つことで、自分の中の動乱の時の生き方が決まったんだと思うと、嬉しくもあり切なくもなりました。もし、沖田さんとの時が間に合っていれば…どんな立ち合いが出来たのか。もしかしたら…という想像もたくさんさせて貰いました。薩長土に幕府側、色々な立場の人間が以前からの繋がりを残しつつ、それぞれの信念を貫いていく時代。やっぱり好きだな。2015/05/25
二分五厘
9
禁門の変で剣術の限界を感じ、修行をやめてしまった孝太郎の前に現れた男・佐々木只三郎。彼との出会いが孝太郎にまた火をつける。激動の京都情勢の中、朝廷に、薩摩に、味方であるはずの徳川慶喜にまで翻弄される会津藩。そんな中、満を持して真之介復帰!冷徹な言動で梶原平馬と共に会津巻き返しをはかるが……。長州再征失敗・将軍、天皇崩御・龍馬暗殺・沖田発病、近藤狙撃と逆風が吹き荒れる中、鳥羽伏見の戦いが始まる。もう一人の主人公・松平春嶽の慶喜に対する苦悩っぷりが。銃の時代に生きる武士の魂・乙年蝶、その姿は儚くうつろう。2015/08/22
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