内容説明
学園に入学して一月、闇魔法を使いこなせないまま「暗黒騎士になる」と繰り返すセインは、周りから『暗黒馬鹿』と呼ばれ、教師にも見放される。そんな折、闇魔法を得意とするダークエルフの美少女・マーニと出会ったセイン。「どうか俺を弟子にしてくれないだろうか!?」と、教えを乞うが、人嫌いなマーニに冷たく断られてしまう。それでも、諦める気のないセイン。その本気で暗黒騎士を目指す姿に次第にマーニも絆されていき……コミカライズ開始で絶好調なアクションコメディ、第2弾!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ささきち
9
予想通りの2巻は学園での話がメイン!それにしても前回やっとアリシアが自分の力を理解したのだが2巻でそれを知った周りが即掌返しをしているのに笑ってしまうわw今更周りがどう言おうともうセイン以外眼中無しなのよね。メリアもそうだがアリシアはあの保健室で告白したが女神一筋で他の事に時間を使えないで保留していると、でも暗黒騎士になったら応えられないから実質断ってね?と思うのだがどうなんやろ?やっとセインが暗黒騎士を目指す理由がわかったがまぁ予想通りっすね、女神が誰かと一緒に生きてみたいという願いを叶えるために 2020/07/07
真白優樹
7
学園に入学して一か月、闇魔法を使えぬセインが教師にも見放される中、闇魔法を得意とするダークエルフの少女、マーニに弟子入りする今巻。―――目的の為には最短距離で、真っ直ぐ一歩を踏み込んで。 期待は人を裏切れど、その身に刻んだ努力は人を裏切らない。必死で行った特訓が勝利を繋ぐ鍵となる、新たな戦いが巻き起こり物語が本格的に歩き出す今巻。一歩ずつ、持たぬからこそ堅実さが出ている巻であり、少しずつ信頼を勝ち得全てを掴む、その爽快感が癖となる巻である。新たな因縁の予感芽生える中、次の展開とは。 次巻も楽しみである。2019/12/06
水無月冬弥
7
#ラノベ これはいいですね! 暗黒騎士を目指していても、結局は本来の力で物語を解決するのが定石なんですが、まさか暗黒騎士になるための努力が勝利の影になるのがたまらない。そして今回のヒロインマーニーが従者化しないことにもびっくり、いいよ、安易に王道に走らず、かつ面白い展開はいいですよ!2019/12/03
八岐
4
★★★★ ほんとイイ子だよなあ、主人公のセイン君。それだけに断罪者的な振る舞いを要求される暗黒騎士が務まるのだろうか、とちと心配になってしまう。彼なら新たな暗黒騎士道を見出だせるのではないか、と思わせてくれるほどに清々しい好漢なんですよね……まだショタだけど。可愛い男の子なんだけど。あの直向きさは尊敬に値する。ずっと傷ついていただろうマーニが心開くだけの説得力がセインの言動にはあるんですよね。だからこそ正体バレた時も拗れず信じてくれたんだろうし。うん、地に足がついた面白さを備えた良作です。2019/12/01
猫殿宰相
1
ラブコメは微妙。2020/01/01