文春文庫<br> こいわすれ

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文春文庫
こいわすれ

  • 著者名:畠中恵【著】
  • 価格 ¥710(本体¥646)
  • 文藝春秋(2019/11発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784167900670

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内容説明

NHKドラマ化もされた大人気「まんまこと」シリーズ第3弾!

江戸町名主の跡取り息子・麻之助は、親友とともに様々な謎と揉め事の解決に立ち向かう。ふわりとした筆致で描かれた、6つのあたたかな短編集。
「私は父親になるのかい?」妻のお寿ずから懐妊を知らされ、驚きつつ大喜びする麻之助には、思いもよらぬ運命が待ち受けており――江戸情緒とともに、切ない幕切れが心にしみる1冊。

解説・小谷真理

※この電子書籍は2011年9月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

紫綺

103
単行本にて読了。せっかくいい感じになってきたのに、哀しい・・・。2015/07/23

KAZOO

65
6つの話の連作短篇集です。「しゃばけ」シリーズとはまた異なった印象の話で江戸情緒などとともにゆったりと語られるので、ほのぼのとした気になります。さすがに最後はほろりとしてしまいます。宮部さんとは異なる江戸の不思議なことを入れこんだ小説に今後も期待したいところです。2015/01/16

ううち

60
第3弾。これを購入する前に『ときぐすり』の裏表紙をうっかり見てしまったので(ネタバレだった。許さん)展開はなんとなく読めていましたが、なんとも悲しいラストでした。薬種問屋の長崎屋が…!2017/11/25

tengen

57
シリーズ3。出産を控えたお寿ずが気になる麻之助だが、いろいろと厄介ごとに首を突っ込んでしまいます。☆本所堀川に出る河童による置いてけ堀の謎。狂歌師と画家の番付が引き起こす騒動。麻之助に届いたおなご狸からの文の謎。お武家の妻から金品を狙う女たらしの真相。富くじを当てた三戸の虫のお告げのカラクリ。謎の暦による結婚破談の裏側は?☆そしてまさかの悲劇が麻之助に降りかかる!☆彡おさかなばなし/お江戸の一番/御身の名は/おとこだて/鬼神のお告げ/こいわすれ2017/02/14

hirune

55
お寿ずさん…なんと切ない悲しいこと(/ _ ; )畠中さんの本で泣きそうになったのは初めてかも。。幼馴染で初恋のお由有といい じっくりと絆を結んできた恋女房のお寿ずといい、麻之助は女運が悪いっていうか女性との縁が薄い感じがして不憫です。それはともあれ 江戸時代の夫婦の離縁の仕組みとか富くじとか暦とか 江戸の風俗が詳しく知れたことは興味深かったです🤔2020/11/24

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