内容説明
トルキス家の長男として生まれたウィルは三歳のある日、姉たちの魔法の練習中に父シローが見せた防御魔法を一度見ただけで再現してしまう。そんな中、街で起こった事件に父と姉が巻き込まれてしまったことを知ったウィルは、トルキス家の守り神である風の幻獣・風の一片とともに家族の危機を救ったのであった。そうしてウィルが魔法の練習に勤しんでいたある日、街にいるはずのない魔獣が突然現れる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
TAMA
9
無邪気にバンバン殺傷能力高い魔法使いたがりって.それの方が怖くないか?悪い奴が単純悪い奴なんでいいけれど、知恵が働いて洗脳かけたら厄介やないかーい。そのために万全の護衛なんだろうか?先が気になる本。大きな災害にショックを受けた人たちに話しかけていく姿と元気になった人が気力を取り戻して次に対処する姿がリアルでグッときました。頑張れよ!って叱咤激励より、頭撫でて辛かったねえ、頑張ったねえって。黙ってそばにいるとか(イライラしない人のみの特権ですが)2020/04/03
rei
0
1巻で一応まとまっているのかと思ったら、2巻でも騒動は続いていた。子供の純粋な感情で「悪い奴はめ」とするけど、誘導されてそそのかされたら怖いことになりそう。そのあたりは周りが近づけないのだろうけど2022/06/26