内容説明
『つつじ和菓子本舗』で修業中の多喜次は、相変わらず他人のために奔走する毎日。最近は、想い人である祐雨子の友人・亜麻里からの熱心なアプローチを無下にできず、困っている。そんな中、柴倉と祐雨子が急接近! 和菓子職人として先を行く柴倉へのコンプレックスもあり、珍しく落ち込む多喜次だが…? 多喜次の長い片想いに決着の時が…!? シリーズ完結。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ツン
94
よかった。今度は虎屋でシリーズ書いてくれないかなあ。ただ、読んでいてよくわからなかったんだけど、バレンタインデーのキスってどこに書いてあったんだろう??2021/09/09
寂しがり屋の狼さん
49
【恋なんて、自分には遠いものだったのに。】多喜次の長い片思いに決着の時が…(◕ᴗ◕✿)シリーズ完結編。2024/05/04
まるぼろ
43
シリーズ完結。多喜次は亜麻里から、祐雨子は柴倉から熱心なアプローチを受け仲がギクシャクしだした二人だったが、バレンタインに祐雨子がある事を目撃してから一層ギスギスした雰囲気となってしまうが…というお話です。とまあ、書き出しはこんな感じですが絵に書いたような大団円でとても良かったです。亜麻里さんが脱サラして虎屋で修行しだすのは流石に予想外でしたが…w 多喜次と祐雨子さんが付き合いだしてからハイペースに話が進みましたが、出来る事なら「二組」の結婚式まで読みたかったなぁ…というのがw 次回作にも期待です。2020/09/18
よっち
40
店の看板娘かつ片想い相手である祐雨子の友人・亜麻里からの熱心なアプローチを無下にできず困惑する多喜次。一方、同僚の柴倉と祐雨子が急接近し心穏やかではいられない第四弾。ぐいぐい来る亜麻里の攻勢に、コンプレックスで複雑な想いを抱く柴倉と祐雨子の急接近と、いつの間にか一緒にいるのが当たり前のように思えた二人でも、ちょっとボタンを掛け違うとここまでこじれてしまうのかと、読んでいる方がどうにも落ち着かなくなる展開でしたが、終わってみれば祐雨子の劇的な心境の変化がとても印象的だった結末でした。次回作も期待しています。2019/10/17
なな
26
ついに完結しました。多喜次くん、頑張りました!これまで祐雨子の無自覚な行動にイライラすることもありましたが、多喜次への気持ちを自覚したあたりからは可愛く思えてきました。柴倉くんも良い男のコだったので例の彼女とうまくいくといいな。お隣鍵屋の二人にはもっと登場して欲しかったです。幸せそうで何より。この小説のおかげで和菓子屋さんが身近に感じるようになりました。2020/01/27
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