集英社オレンジ文庫<br> 鍵屋の隣の和菓子屋さん つつじ和菓子本舗のこいこい

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集英社オレンジ文庫
鍵屋の隣の和菓子屋さん つつじ和菓子本舗のこいこい

  • ISBN:9784086802116

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内容説明

兄が営む『鍵屋甘味処改』のお隣、『つつじ和菓子本舗』で和菓子職人修業中の多喜次。看板娘・祐雨子への片想いは相変わらずのままだ。おまけに、新しく入ったバイトの柴倉はイケメンで客受けがよい上、多喜次よりずっと技術がある。のみならず祐雨子とも打ち解けている様子で、多喜次は気が気じゃない。そんなある日、おやっさんが自殺志願者の小林を拾ってきて…?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ツン

98
多喜次がいい人過ぎる。恋の道のりはかなり遠い感じだけど。初めて会ったのが小学生の時で八歳も歳が違うとなかなか意識も変わらないのかな。高校生で初めて会った鍵屋の二人は順調そうでよかった。2021/09/07

佐島楓

48
こんな邪気のない26歳女子はあり得ない! 卑怯だ……!2018/09/22

よっち

33
看板娘・祐雨子への片想いは相変わらずの状態で、おまけに後から入ったバイトの柴倉にいろんな意味で気が気じゃない多喜次。そんなある日、店主の祐が不思議な自殺志願者を拾ってくる第二弾。まだまだな自覚があるからこそ柴倉の存在に心穏やかではいられない多喜次ですけど、二人はお互い刺激しあえるいいライバル関係で、人にきちんと寄り添えて心配りができる多喜次のことを祐雨子さんも見ているし、周囲もまた認めてるんですよね。淀川&こずえのその後もニヤニヤしましたが、柴倉の多喜次&祐雨子評がなかなか興味深かったです。続巻も期待。 2018/09/19

まるぼろ

26
さて今巻、店主の佑が公園で小林と言う青年を拾ってきたが、その彼は自殺願望を持った問題のある青年で…、と言うエピソードから始まる全四編のお話です。傍から読んでいても祐雨子さんのにぶちんぶりには多少辟易してしまいますが、「鍵屋」での祐雨子さんも知っているのでまぁ仕方ないかな、とも思ってしまいます。鍵屋つながりはこずえが何かの拍子に人見知りの猫に戻るのも健在で何とも微笑ましかったです…w 最後の飛月少年と美世ちゃんの話はとてもグッドでした…w 次巻もどんな話になるのか楽しみです。2019/03/25

なな

20
ほのぼのほっこりした雰囲気が大好きなシリーズ。それにしても、祐雨子の無自覚な天然行動に振り回される多喜次は不憫ですね。多喜次の真っ直ぐに頑張る姿勢は可愛いし応援したくなります。イケメン和菓子職人の柴倉を加えた三角関係も気になるところですが、ライバル関係にある多喜次と柴倉がじゃれ合うシーンにはなんだかんだいって仲良いなぁと微笑ましく思います。お隣の鍵屋の淀川さんとこずえの登場は嬉しかったです。もっと物語に絡んできてほしいです。2019/01/26

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