小学館文庫<br> 陽だまり翔馬平学記 姫の守り人

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小学館文庫
陽だまり翔馬平学記 姫の守り人

  • 著者名:早見俊【著】
  • 価格 ¥770(本体¥700)
  • 小学館(2019/11発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784094067088

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内容説明

巨悪の老中に狙われた軍学者と姫の運命は?

 軍学者の沢村翔馬は、公家の姫・由布の護衛として、江戸の一軒家で暮らしている。口うるさい老侍女のお滝も一緒だ。翔馬が開く私塾は、飢え死にしそうな若い浪人が弟子入りしたり、やくざの親分が講義の邪魔をしたりで、毎日なにかと忙しい。そんなある日、翔馬とお滝は一瞬の隙をつかれ、由布を何者かに誘拐されてしまう。最近、明国復興を目指し、徳川幕府に援軍を要請しているという鄭成功からの使者が江戸市中を荒らしているらしいが、なにか関わりがあるのか。過去に起こった騒動で、翔馬に深い恨みを抱く老中の松平信綱が、腹心の朽木誠一郎へ密命を下したのか?巨悪の権謀術数に伝家の宝刀を一閃、絶体絶命の危機を乗り越えろ!
沢村翔馬……元摂津国伊丹藩士で、林羅山の弟子。宝刀「鬼丸」を持つ。
由布……書道と和歌、お菓子作りが得意な姫。
お滝……京都びいきで、江戸の悪口を言う。野郎歌舞伎を観るのが趣味。
朽木誠一郎……林羅山の弟子で、翔馬に敵愾心を抱く。
松平信綱……老中次座。「知恵伊豆」と呼ばれる。保科正之の失脚を企む。
保科正之……陸奥国会津藩藩主。徳川幕府最高実力者。
高館孝直……伊丹藩藩主高館孝元の嫡男。蛮勇を振るう。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とし

81
陽だまり翔馬平学記「姫の守り人」 1巻。新シリーズ、主人主人公は元摂津国伊丹藩士。浪人軍学者沢村翔馬、翔馬に恨みを抱く幕府老中松平信綱と林羅山の許で机並べていた朽木誠一郎との攻防面白そうですね、タイトルどおり温厚で人々を引きつける翔馬ハラハラドキドキの場面もあるが安心感ありです。2020/03/02

Smileえっちゃん

46
軍学者の翔馬は事情により、美しい公家の姫、由布の守り人になる。家光から家綱の後見を任される会津藩主保科正之。『知恵伊豆」と呼ばれ、正之の失脚を企てる政敵の松平信綱。高名な儒学者の下で机を並べた、信綱の腹心朽木は、翔馬とは考え方の違う好敵手。その争いに巻き込まれる姫と翔馬。面白かったです。二人の間の変化も気になるところ。口うるさい侍女のお滝の存在もいいですね。シリーズ第1作。先が楽しみです。2023/01/12

蕭白

6
悪くなかったです。2023/09/08

woo

0
初作家の試し読み😅あえて続編は…2022/07/29

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