講談社文庫<br> 作者の家 黙阿弥以後の人びと 〈第二部〉

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講談社文庫
作者の家 黙阿弥以後の人びと 〈第二部〉

  • 著者名:河竹登志夫【著】
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 講談社(2019/11発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784061833470

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内容説明

黙阿弥の娘・糸女は、養嗣子・繁俊と、その嫁・みつとをむかえて「歌舞伎作者の家」を守る。しかし関東大震災、糸女の死などによって、世阿弥が「つづくをもて家とす」といった意味での家は終焉を告げた。ひとりの女性を中心に、江戸の家と人びとが近代の中にどう溶解したかを克明に描き上げ、読売文学賞と毎日出版文化賞とを同時受賞した名作評伝。黙阿弥を「江戸演劇の大問屋」と評する坪内逍遥は、河竹家の継承に腐心し、教え子・市村繁俊を糸女の養子に推す。その人が著者の父・河竹繁俊である。河竹家の三代をつづる!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みつひめ

0
早稲田の演劇博物館の創立や国立劇場建設にも、河竹繁俊さんが大きく関わっていらしたのですね。狂言作者は黙阿弥で途絶えてしまったとこの本の中で書かれていましたが、違った面から歌舞伎を支えて来たのが河竹家だったということが、よくわかりました。2009/02/15

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