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内容説明
暴徒と化した人々にマナブを暴行され、絶望した美土路博士は地虫が這い、廃墟と化した街に出て、ジガーとの直接対話を試みるも、交渉は決裂に終わった。一時の平時のあと、ついに昆虫たちの大襲来が始まった。美土路博士は、なぜか虫に襲われないホームレスの男の体質を研究し、解決策を探っていたが、研究は乱入者に破壊されてしまう。このまま日本は、虫に滅ぼされてしまうのか!?「ミクロイドS」完結編他、「風穴」「海の姉弟」を収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
地下鉄パミュ
7
日本が1番環境を破壊していると言う理由で虫の攻撃が日本に集中しているのだそうです。今で環境汚染や自然破壊を見据えた生活環境をしているとは言え無くなる事は無いでしょう。人間に課せられた永遠のテーマなのかもしれません。今現在も読み継がれる事で、半世紀前に描かれた作品が、警鐘にもなり意義が有ったんだと思う。ダークな作品ではあったが、手塚さんならではの重厚感があって十分な読み応えでした!2024/05/31
わさわさ
0
パニック映画が苦手な自分にはあんまり合わなかった。登場人物のどこに移入して見たらいいか最後までわからず。主人公がヤンマなのかマナブなのかいまひとつはっきり掴めなかったのが原因かな(どっちも主人公というにはシーンが分散してるので) 3感収録の読切「風穴」「海の姉弟」がどちらも後味悪くて好き。2017/01/19
joudanjanaiwayou
0
作者のことばで、結末言っちゃってるじゃないですかww巻末の短編の出来が良くてこっちのが印象的。2012/05/17