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内容説明
発酵学者の小泉武夫さんは、日本一、いやおそらく世界一「くさい食べもの」を味わいつくしてきた経験をもつ、稀有な人である。「くさい食べもの」とは、発酵食品のように、私たちの先祖が長い年月を経て生み出した究極のスーパーフードも数多く含む。著者は「くささ」とその食のもつ魅力をできるだけリアルに伝えるべく、全ての食べものに「くさい度数」を5つの星でランク付けし、あらゆる情熱と実体験とを注ぎこんで本書をまとめ上げた。「発酵仮面」との異名も持つ著者の集大成とも言える作品。読んで面白く、読んでためになる一冊。ただし「鼻に栓をして読んでください」。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鱒子
51
図書館本。発酵食品がメインですが、獣肉、野菜、虫なども載っています。「くさい度数」が設定されていて、星5は「失神するほどくさい。時には命の危険も。」だそうですꉂꉂ ( ˆᴗˆ ) 星5以上も登場します。しかし、星の数と美味しさは比例しないようで、著者は星3のカラスを飲み込むのに大苦戦されています(^^) そして特筆はやっぱりカナディアンイヌイットの「キビヤック」(以下コメ欄に詳細) 最強すぎます‼︎‼︎‼︎‼︎2017/12/04
kinkin
48
小泉武夫先生は、とにかくクサイ食べ物についてよく知っているなー。そんな先生が世界中のクサイ食べ物を魚類や、肉類といった風にジャンル別に分けて紹介している。わたしも食べたものがいくつかあった。ブルーチーズなどは好物。また先生はいろいろなものを召し上がっていても蚕のサナギはあまり得意ではないようだ。 図版がないのが残念、でも結構楽しめた。図書館本。2015/04/26
けんとまん1007
41
さすが小泉先生ならではの内容と、その文章力。ご自分で身をもって体験されているので、その信憑性(?)も高い。まあ、先生の場合は、そもそもくさいものがお好きなので、若干、同じように判断はできないので、割引も必要かも。それでも、食べてみたいなあ~というのが、いくつかあった。納豆系は、まあ、納得。腐る、臭いの意味合いを変えてしまった小泉先生だとも思っている。正しく把握できれば、食べていいのだし、何より、こういうものを作ってきた人類に乾杯^^2017/04/12
keith
26
発酵学が専門の小泉先生が、シュール・ストレミングやドリアンといった王道から、昆虫まで、ありとあらゆるくさい食べ物を星五つでランク付け。先生はにおいを神経質までに敬遠する現代社会に警邏を鳴らしている。食品の世界でも発酵食品の代表である納豆はそのにおいこそ最大の個性なのに最近ではにおいの無い納豆が売れており、納豆文化、ひいては日本の食文化の消滅に繋がるのではないかと危惧されている。だけど先生、私はくさい食べものが苦手です。2015/05/23
かもめ
21
よくもまあ世界中の臭い物を、こんなにたくさん食べた小泉武夫先生を尊敬します。やはり魚系がダントツに多い。次いで肉類・豆野菜類・乳製品・酒類・虫類まで。臭い度数★5つをMAXとし(それ以上もあり)臭さの目安となる。私の故郷の臭旨い物もあり、妙にテンション上がった!臭さの表現が面白くて、笑ってしまった。若い頃は食べれなかったブルーチーズやくさやも、今では大好物。年のせいか、はたまた酒飲みになったせいか・・・臭い物万歳🙌2020/04/29
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