天牢のアヴァロン（３）

著者名：浜村俊基【原作】/藤澤紀幸【著】

講談社（2019/10発売）

• ISBN：9784065176412

内容説明

もうどこにもない。あの頃「現実」だと思っていた、全てのものは――。茫漠たる荒野で、ある日目を覚ました青年・アズマ。そこはかつて、隆盛を極めたソヴィエトにより打ち上げられた恒星間移民船団アヴァロンが墜落した、不毛の星だった。仲間に裏切られ、命からがら凍てついた大地へと辿りついたアズマは、吹雪の向こうに何を見るのか。気鋭のコンビが紡ぐSFスペクタクル巨編！！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ぷるっちょ]

物語の舞台はテラフォーミングが行われていない「死の惑星」でプラントの有効範囲内のみが人類が居住可能。という設定なのだけど、プラントの有効範囲が説明されていないので中央(人口密集地)に対する辺境の位置づけが良く分からない。地球と同じ感覚で辺境を描こうとしてるけど「そもそもプラントがなきゃ人は呼吸すらできないんだろ？」と思ってしまう。

2020/11/11