宝島社文庫<br> 静かの海 その切ない恋心を、月だけが見ていた 下

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宝島社文庫
静かの海 その切ない恋心を、月だけが見ていた 下

  • 著者名:筏田かつら【著】
  • 価格 ¥693(本体¥630)
  • 宝島社(2019/10発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784800285027

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内容説明

自分が女の子だということを言えないまま、近所の大学生・行成(ゆきなり)との友情を育むマサキ。その小さな胸の中で生まれた恋心は、どうしようもないほどに膨らんでいた。そんなマサキに中学受験と、行成との別離の日が近づいてくる。別れの前に、ずっと隠していた秘密と本当の想いを行成に告げようと決めるのだが……。ままならない現実と、抑えきれない想い。淡く儚い、恋のゆくえ。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いこ

87
切なさはまだまだ続く。マサキは「ずっとひとり占めしたいなんて思わないから、せめて少しでも長くそばに」いたいと男の子のふりを続けていた。この後マサキに次々災難が。女の子だってことも、最悪の形でバレてしまう。そんな彼女に叔父が言う「人間長年経つと五年も十年も変わんなくなってくるから」そうだそうだ!今は小学生と大学生だけど、大人になったら一回りの差くらい何でもないぞ~!頑張れマサキ~と、もう応援モードで読む。でも、やっぱりユキナリは予定通り旅立ってしまい・・・。二人の結末はどうなる?是非ご自分の目で確かめて!2020/03/25

カメ吉

60
小学生と大学生のちょっと斬新過ぎるラブストーリー?も意外なほど円満にイヤらしくなくまとめてよかった。デビュー作ながら後作である『君恋』シリーズより作品の完成度は高いような感じがしました。 次の作品も楽しみです。2018/06/26

よっち

58
自分が女の子だということを言えないまま、近所の大学生・行成との友情を育むマサキ。そんなマサキに中学受験という現実と、就職する行成との別離の日が近づいてくる下巻。友人関係や母親との関係に悩みながら進むべき道を模索するマサキと、彼女の窮地を救いながらもその秘密を知り動揺してしまう行成。丁寧に綴られる周辺事情なども交えながら思わぬ展開もあったりで、そのまま二人の淡い思い出として昇華させてゆくのかなと思わせつつ、それでも二人のためにかすかな希望をきちんと提示してくれるあたりに、著者さんの優しさを感じたりしました。2018/06/06

金吾

50
○悪い人がいない話であり、当初からハッピーエンド感満載ですので、心地よく読めました。しかし実際の話であったならば少し引いてしまうかなとも思います。しかし伝えようとしてもなかなか伝えられない気持ちがよく伝わりました。受験の時の話が良かったです。2022/02/17

ヒロロシ33

49
面白かった これが本当に小6の女の子なのか。 色々経験しすぎ😅 どんな大人になるのかなぁ真咲ちゃんは。 10年後の真咲ちゃんに会ってみたい✌ いい大人になってると思う。 2019/04/24

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