内容説明
現代から転生した後、人生のすべてを魔導の研究に費やした大賢者エフタル。
しかし、己の才能の限界を知ってしまった彼は、絶望と後悔の果てに――死に至った。
それから400年後の世界。二度目の転生を遂げた彼は、
前世で得た魔術の知識と力をそのままに生まれ変わり、再び魔導の頂を目指し始める。
しかも、400年の間に魔法文明は衰退し、彼の魔法の数々は奇跡の業と呼べる次元となっていた――!
「悪いが、俺はとっくの昔に人間辞めちまってるんだよな」
世界最高峰の魔法学院へ入学した大賢者。彼の向かうところまさに敵なし!
転生賢者の爽快学院ファンタジー、開幕!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あーさん☆㊗️天久鷹央実写化!環奈ちゃん最高です!(≧▽≦)
36
無双過ぎ( ;´・ω・`)2023/03/30
爺
9
『異世界帰りの勇者が現代最強』を読んだ流れで、同じ著者とのことで購読。う~ん、こちらは少々安易な感じもあるけど、勢いで読めるといった印象。前世と今世の切り替えというか区別がわかりにくいので、二重人格的な描写はしないほうがすっきりしたかも。2019/12/01
真白優樹
9
異世界に転生し魔導を極めるも才能の限界に行きつき転生した賢者だった少年が、四百年後の世界で衰退した世界に自らの力を示す物語。―――歯向かう者は全て滅す、牙を剥くなら殲滅す。 未来世界の衰退っぷりに気づかず無双したり、自分や仲間に手を出してきた外道を圧倒的な力で殲滅したり。立ち塞がる者を全て蹴散らし無双する、なろう系でよく見る熱さに忠実な物語であり、過去の災厄の謎がそこにミステリーを添えている、基本に忠実によくできた物語である。さて、少年と過去の仲間はいつか邂逅するのか。 次巻も勿論楽しみである。2019/10/02
nawade
8
★★★☆☆ Web版既読。魔法適性がないことに絶望して死んだ大賢者が400年後の世界に転生し再び世界最強の魔導への追求を始める異世界ファンタジー。以前は癖の強い作風であった作者だが、最近はなろうテンプレに追随する傾向が強く出ている。本作もその中の一冊であり、俺やっちゃいました?系転生主人公がオラオラ俺Tueee!!!しまくる話である。賢者の癖に考えが浅くガードも緩いのはテンプレですね。自分としては癖の強い昔の作風の方が大好きであるが、癖が少ない分、とっつきやすさはあるのかもしれない。2019/09/29
リク@ぼっち党員
5
web発作品でちょくちょく地の文が「〜だよね」みたいなのあるけど、あれ読みづらいの自分だけ? オラオラ系の無双作品だそうだが、何というか薄っぺらい。400年もあって魔法が進歩してないところは納得したけど、それにしたって堕落し過ぎじゃない? 400年前の凄さを知ってる者もいるのに、なんで雑魚がそんなデカい顔できるの? バカなの? あとマーリンはエフタルの子孫が腐っていくのを止めてやれなかったのか。別に話としては破綻してないがゆえに、細かいところが余計に気になってしまった。2019/10/01