内容説明
国の一大プロジェクト『王子の恋を応援したい隊』
その任務は、王子とヒロインである田舎娘の身分違いの恋を成就させること。二人の恋を盛り上げるスパイス「悪役令嬢役」として選ばれたのは、国一番の令嬢(だけど、ポンコツ気味)のメリアローズ。メガネを取ると魅力が溢れだす「王子の取り巻き役」や令嬢に大人気な「当て馬役」といった仲間たちと、日々ヒロインいじめ?に精をだし、王子の婚約者(仮)にもなったというのに、王子とヒロインの仲は全く進展する様子はなくて……。一体、どういうことなのよ~~!?「小説家になろう」のラブコメ人気作を大量加筆修正して書籍化!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
しまふくろう
23
なんとなく買い。絵は良かった。 物語は王子の身分違いの恋を叶える為に悪役に抜擢されるヒロインの話。 個人的な感想だが、当人が画策するならまだしも、第三者の大臣が出て来て国家権力を使って学び舎で茶番劇を行うのは違うだろう。それを断らないメリアローズもノリノリな周りの連中も馬鹿に見えてきてしまい、最後までキャラに魅力を感じなかった。 この引っかかりが気になるかどうかが勝負の分れ目かもしれない。2021/02/16
鯵
19
男爵令嬢と王子の恋を成就させるため結成された『王子の恋を応援し隊』で悪役令嬢役を楽しく務める事にした主人公の公爵令嬢メリアローズ。良くある悪役令嬢ものだけど転生設定は無く、実は誠実で優しい令嬢で登場人物達をたらし込んでゆくパターンの話。恋愛感情にうとくてこの巻では糖度が足りなかった…次巻に期待。読みやすくて面白かったが色々と定型すぎて、もう少しあっと驚く捻りが欲しかったな~。とは言え、転生や変な魔法設定でゴチャゴチャさせてない直球勝負は潔い。愛猫チャミへの溺愛描写が一番好きだったかも(≧▽≦)2020/08/01
カッパ
12
悪役令嬢を演じるというのが新しい。当て馬や悪役令嬢の取り巻き訳。王子の友人役などもいます。多少、無理をしながらやんややんやとやっているところがギャグのようで楽しく読むことができました。2019/11/25
りおる
5
国の一大プロジェクト、王子の恋を応援し隊の悪役令嬢役に選ばれたメリアローズ。王子の取り巻き役、当て馬役、悪役令嬢取り巻き役の4人で王子とヒロインの恋を成就させようと奮闘するが2人の仲の進展があまり見られず…?というお話。最後にへえー!そうきたか!となりました。あとで思えば確かに伏線はあったんですが全く気づかず。一巻では主人公の恋もほんのり。2巻までお預けです。スッと読めて面白かった。
あき☆ブラック・ベア
5
悪役令嬢のコミカライズが好きでいくつか読んでいるんだけど、この話はヒロインポジションの子と王子の挙動が謎で、気になって小説版を先取りして読んでみた。ノリの軽さとかほぼほぼコミックと変わらないからスルスル読めて、短時間で一気に読み終わった。気になっていた挙動もそんなにビックリな展開ではなかったけど判ってスッキリした。ただこの手のジャンルをあまり小説で読んでいないからなのか分からないが、内容が軽すぎて少し物足りない気はした。挿絵は綺麗だし話もライトで読んでいて楽な本。毒がほぼ無いからホッとする。2020/09/27




