ボニータコミックス 写楽心中 少女の春画は江戸に咲く 1

著者名：会田薫

秋田書店（2019/09発売）

• ISBN：9784253264860

内容説明

天才浮世絵師・写楽の娘のたまきは十五歳。版元でもある養父から、春画を描くため、幼なじみに抱かれておいでと命じられ…!? 天才ひしめく江戸浮世絵界に、少女絵師の恋の花ひらく!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[akihiko810/アカウント移行中]

2巻まで。幕末、版元の蔦屋重三郎が写楽の胤である廓の娘・たまきを引き取り、2代目に育て上げようとするのだが…。　会田薫は「梅鴬撩乱-長州幕末狂騒曲-」と幕末遊郭ものがかなりよかったので期待していた。本作も名だたる絵師の娘（北斎、歌川豊国の娘）が登場し、しかも遊郭、春画と艶があって楽しい。傑作漫画になる香りがする。会田薫、今後大ブレイク間違いなし筆頭の女性漫画家だ

2020/08/23

[kenitirokikuti]

紙にて。掲載誌は秋田のミステリーボニータなので男性向けエロ要素は基本的になし▲著者には幕末を廓からの視点を交えて描いた過去作があり、本作はその変化といったところ。蔦屋重三郎が写楽の胤である廓の娘・たまきを引き取り、2代目に育て上げよう、てな設定。たまき嬢は別れた実の父母を慕う気持ちが強いが、育ての親である蔦屋にはファザコンぎみの恋心を抱いている。予告によると、次巻は英泉が大きく登場する様子。まだ導入なので、これからといったところ。

2019/10/02

[花桃]

前から読みたくて読まずにいました（笑）面白かったです。もっと早く読めばよかったです。

2021/04/12

[なみキミ]

二代目・蔦重さんが色気ありすぎる気がするんだが・・・

2020/07/27

[かぎっぽ]

ある意味遊びが少ない という感想。この時代のことや浮世絵 春画 吉原等々が好物な人は多いからハードルは高いと思うけれど もっとエピソードが欲しい。ボニータじゃなかったら…と想像するのは野暮かな？ドラマCD化したら面白そう。蔦重Jrは誰が…わー妄想炸裂！

2019/12/10