内容説明
幕末から明治中期、不平等条約の足かせのもと、欧米諸国に商権を独占されていた東洋市場に、独自の企業理念と創意・根性をひっさげて、敢然と躍り出た強者たちがいた――初代社長の益田孝、横浜支店長・馬越恭平、いまだ小僧の山本条太郎……。彼らの身を粉にした奮迅の活躍と、彼らが求め貫いた「商人道」の「誠」。「三井物産」疾風怒濤の草創期をダイナミックに描きながら、巨大商社の原点に迫る力作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ダイト
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オススメ度★★★☆☆ 三井物産を作り出した益田孝と後の満鉄社長となる山本条太郎の物語.現在の日本を作り出した人物を知る物語. 三井物産は三井財閥の人間が作ったのではなく,益田孝が三井財閥の信用をかりて作った会社だったというのが驚きだった.2017/01/24
ヤスシ丸
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幕末から明治中期、不平等条約の足かせのもと、欧米諸国に商権を独占されていた東洋市場に、独自の企業理念と創意、根性をひっさげて敢然に躍り出たツワモノ達がいた。 初代社長・益田孝、横浜支店長・馬越恭平、いまだ小僧の山本条太郎ら、身を粉の奮迅の活躍と、彼らが求め貫いた「承商人道」の「誠」を描く。(裏表紙記載から)2018/09/20
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