新潮文庫<br> 死者の盟約―警視庁特捜7―(新潮文庫)

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死者の盟約―警視庁特捜7―(新潮文庫)

  • 著者名:麻見和史【著】
  • 価格 ¥737(本体¥670)
  • 新潮社(2019/09発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784101210827

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内容説明

傷一つない死体の顔に、なぜ犯人は包帯を巻いたのか? 特捜7のエース岬と、所轄署の“技あり”刑事里中が動き出す。死者の口中に詰められていた異物、発見された他人の指。そこに誘拐事件が発生した。被害者の息子が誘拐され、犯人は「父親を出せ」と要求。二つの事件が奇妙にもつれ合い、再び異様な死体が。多重犯罪を解く鍵はどこに? 鮮やかな推理と人への眼差しが温かい傑作警察小説。(解説・村上貴史)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

91
麻見さんの文庫本最新刊です。新シリーズ2作目ですが、この主人公の刑事はイケメンなのですね。堂場さんの作品の主人公を思い出してしまいました。そこにからむのが元彼女の同期の女刑事と所轄のチャップリンのような服を着た女性刑事、SITに所属するばつ2の女性刑事と女性に囲まれています。事件は最初からかなり展開が込み入っているように感じられますが最後にはうまく決着をつけてくれるのは相変わらずです。楽しめます。2019/04/14

タイ子

63
「特捜7」シリーズ第二弾。やっぱこれ面白いわ。顔を包帯で巻かれ、口の中に意味深なものが詰め込まれた連続殺人事件が発生。途中、殺された被害者の息子が誘拐。一体、何が起こっているんだ?登場したのは特捜7のメンバーと、所轄署から応援にきた里中刑事。前作でも魅力あるキャラだったが、ますます魅力的。今回もドラえもんのごとく出てくる、出てくる、色んな物が…。捜査一課とSITが絡んで刑事たちの発奮度がヒートアップ。多重犯罪の推理も面白いけど、刑事たちのキャラに魅入られてしまう作品。続編期待してます!2019/05/16

Junichi Yamaguchi

38
『運も実力のうち』… 個人的には麻見さんの警察物の中で一番好きな作品かもしれない。 次巻は、少し早めにとお願いしたいが、現実社会では難しそうな「乙女特捜」の実現に期待しか持てない。。2019/05/16

坂城 弥生

34
未解決に終わった事件が次の事件を呼んだ、切ない話だった。 佐倉と里中たちの女性だけの捜査班はやく実現すればいいな~2019/06/18

kei@名古屋

28
前回、道化を立ち回った里中さん。まさかのレギュラーだったとは。非常に読みやすい。が、やっぱり連続殺人は証拠を残そうとするのはどうなんだろう??他の人を殺人犯に仕立てる意味ではあるかもしれませんが、そんな後を残さんだろうと思った途端に少しクールダウンしてしまった。それでも読みやすく面白い事には変わりない2019/06/24

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