新潮文庫<br> あねのねちゃん

個数:1
紙書籍版価格
¥607
  • 電子書籍
  • Reader
  • ポイントキャンペーン

新潮文庫
あねのねちゃん

  • 著者名:梶尾真治【著】
  • 価格 ¥715(本体¥650)
  • 新潮社(2016/11発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784101490106

ファイル: /

内容説明

恋人にふられ、職場でもつらい目にあい、絶望に沈むOL玲香。彼女の前に、幼いころの想像上の友だち(イマジナリー・コンパニオン)だった、あねのねちゃんが現れた! 幻覚であるはずのその子は、玲香を苦しめた上司や元彼に、超自然的パワーで過激な復讐を実行。あねのねの行動は次第にエスカレートし、玲香は不安を覚えるが──。かわいくてちょっとフシギ、驚きの展開が待つ物語。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

BlueBerry

29
楽しみながら読めました。ラストもまあまあだったかな。2013/10/03

そうたそ

27
★★★☆☆ 不運な出来事ばかり続く私生活に絶望に沈むOLの玲香。そこへ現れたのは幼いころに玲香の想像上の友人=イマジナリー・コンパニオンとして共に過ごしたあねのねちゃんだった。大人になった玲香の元に再び現れたあねのねちゃんは玲香を不幸に陥れたかつての恋人や上司に対する復讐をその超自然的な力により実行していくことになる。復讐とはいいつつも、割りとゆったりと話が進むのかと思いきや、想像以上に過激なホラーだった。個人的にはむしろ最初の方の玲香が幼いころのエピソードの方が面白かった。終盤の展開はいまいちかな。2015/05/18

文庫フリーク@灯れ松明の火

22
なんて読みやすい文章だろう。ほど良く冷やした大吟醸が、するするのどを通るよう。酩酊感が心地良い。初手はホラーかと思った(笑)○人陰陽○飲んだら、私にはどんな相方が現れるのか?リスクは別として、読みたい本持ってきてくれる、あねのねちゃんなら嬉しいな(笑)『精霊探偵』同様最後はハッピー。昨年から文庫化された作品では『ゑゐり庵綺譚』がお気に入りだけど、『美亜〜』『地球は〜』もぜひ読みたい。2010/06/02

F

19
恋人にふられ、仕事も思うように行かないOL・玲香の前に、孤独で寂しかった幼い日の空想の友達「あねのねちゃん」が現れた!――。あー、ハートウォーミングなお話なのかなー?、とか思ってたら見事に騙された(笑)。ホラー?SF?B級の雰囲気漂うエンターテインメント作品です。2011/10/17

た〜

12
おぉ、新井素子が解説だ(笑)閑話休題、スタートはほんわか展開だけど、すぐにホラーなおしおき展開が来て、このままおしおきが続くのかとおもいきやまたまた展開が変わってきて・・・ いろいろな展開の詰め合わせで色々楽しめるのはいいけど、一つ一つは弱めかな。カジシンらしくはあるけれど、ちょっと弱い2014/12/16

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/594151
  • ご注意事項