花園君と数さんの不可解な放課後（１）

著者名：胡原おみ【著】

講談社（2019/09発売）

• ISBN：9784065169544

内容説明

厳格な家庭で育てられた数（かぞえ）さんは、清楚で才色兼備のお嬢さん。一方、アダルトグッズ店を営む家庭に生まれた花園君は、歩く性の百科事典。ちょっとだけ変わった家庭で育ち、周囲からの偏見に居心地の悪さを感じる二人が出会った時、何かが変わる、気配がした。性の知識がLv.MAXだけど、性への関心ゼロの童貞・花園君と、性の知識がLv.ゼロだから、性への関心MAXの処女・数さんが紡ぐ、見守りたくなる不可解な関係。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[ホシナーたかはし]

中学生・高校生にお勧めしたい、真面目な性の話。思春期のお子さんを持つお父さんお母さんにもぜひ勧めたい。

2020/02/13

[kenitirokikuti]

モーニングKCだが、配信は講談社のマンガアプリ「コミックDAYS」にて▲本作は生真面目な女子高生が「性」を学ぶというお話なのだが、おふざけ系のお色気ギャグには落とさずに進めている。ヒロインちゃんのお家、教師一族かつ女世帯（祖母・母・娘ふたり、と男がいない）。著者の過去作『アヒルのバレエ』（2015）の謝辞に岡野剛の名前があり、「ぬーべー」を補助線にすると本作のアプローチが見える気がする▲あ、でも２巻になると作画コストの問題もあって、2人きりの部室で話してるだけって形が多くなるな…

2020/03/31

[alleine05]

まあまあ。性的なことを題材にした作品のわりにはエロさはほとんどなく、絵のきれいさもあってかむしろ爽やかな印象で、その雰囲気が良かった。恋愛ものとして見るとしてもまだまだこれからといったところなので、今後この二人の関係がどうなっていくか楽しみ。

2019/12/02

[コリエル]

性の探求者漫画。お嬢様の痴的好奇心といい、最近この手の漫画流行ってるんだろうか。こちらはコメディながらも主人公花園くんの境遇が色々と複雑で、生真面目なぶん偏見意識の無い数さんとのラブコメとしての要素も強い。ふたりが交際した場合の数母のリアクションが気になる。

2020/02/08

[nais]

将来的には実技までいきそう。たらいまわしにされてる数さんかわいい。花園君をしっかり紳士に育てた両親の教育方針がすばらしい。

2019/10/06