変容するインドネシア

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変容するインドネシア

  • 小川 忠【著】
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  • サイズ 46判/ページ数 464p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784839603366
  • NDC分類 302.24
  • Cコード C0030

内容説明

少なからぬ経済専門家が、30年先インドネシア経済は世界トップ10に仲間入りしていると予測している。国際コンサルティングのPwCは、2050年インドネシアのGDPは、10.5兆米ドルで中国、インド、米国に次いで世界4位に躍進すると予測する。世界第4位の2億7223万人の人口を擁し(2020年国勢調査)、国民の平均年齢は29歳と若く、消費意欲も旺盛で国内市場は拡大し、経済成長に有利な勤労世代の人口増が続く「人口ボーナス」のある国として、インドネシア経済の実力を評価する。他方、2050年日本のGDPは6.77兆米ドルで、世界ランキングを現在の3位から8位にまで落としている。前述の4ヵ国に加えて新興国ブラジル、ロシア、メキシコにも抜かれるという見立てだ。30年前の絵空事は、30年後には現実のものとなるかも知れない。

目次

なぜインドネシアに注目する必要があるのか
第1部 インドネシア社会―変化の潮流と多様性(インドネシア・イスラームは「非寛容」へ向かうのか;インドネシア社会のデジタル化と民主主義)
第2部 社会・文化変容から見たインドネシア各地(西部ジャワ―アートとデジタル化で変貌を遂げるバンドン;中部ジャワ―ジャワ文化本場のイスラーム女性組織に見る多様なジェンダー言説;東部ジャワ―イスラーム・エリートを生み出す国際派プサントレンの教育力 ほか)
第3部 コロナ禍後の世界におけるインドネシア(イスラームを外交資源とするインドネシア―タリバンへの説得;新冷戦が刺激する新・非同盟外交;深まる中国との関係と華人系インドネシア人;近代医学とナショナリズム―インドネシアの原点回帰)
日本・インドネシア関係の未来に向けて

著者等紹介

小川忠[オガワタダシ]
跡見学園女子大学文学部教授。早稲田大学アジア研究所招聘研究員。1959年神戸市生まれ。2011~16年同基金東南アジア総局長(在ジャカルタ)。2017年より現職。専門:国際交流政策、東南・南アジア研究。著書:『ヒンドゥー・ナショナリズムの台頭』(NTT出版、2000年。毎日新聞・アジア調査会アジア・太平洋賞特別賞受賞)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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RYU

1
現代インドネシアは、グローバリゼーションと連動し、イスラーム化とデジタル化が進行。インドネシア・イスラームが従来有しているとされた寛容性が失われつつある。ヒンドゥー文化の復興運動Ajeg Baliが活性化するバリ島、Creative city政策により変貌を遂げつつある西部ジャワのバンドン等、インドネシア各地の社会・文化的変容が紹介されている。イスラム教の他に多彩な宗教がある(東ヌサ・トゥンガラ州はキリスト教88.8%他3州で50%超、バリ島ではヒンドゥー教83%)、多様な社会の変容を多角的に論じる。2024/04/21

young

0
その多様性に驚く。そしてその包括性にも驚く。偶然にもインドネシアという国を深く知る機会を得たが、これからアジアや世界の中でより存在感を出していく国となるだろ。この国に縁することができたことに感謝だ。 青年医師たちが独立を担っていく存在になっていたことも大きな学び。新大統領の当選の時期と、研修10日前に読めた。2024/02/21

読書マン

0
流石は、めこんから出た本である。 多くのインドネシアに関する知識が得られ、バランスが良い記述。現在のインドネシアの社会情勢を概観するのに、非常に良い本2024/01/31

Ahmad Todoroki

0
1カ月後に5年に一度の「民主主義の祭典」総選挙を控えるインドネシア。日本が縮小衰退の道を進むのとは対照的に、様々な分野で拡大発展している大国インドネシアの実情を、普通の日本人はどのくらい正確に認識しているだろうか?そんな疑問を少しでも抱く人は迷わず本書を手に取るべし。小川さんは専門的な論文や分析を分かりやすく、かみ砕いて説明されています。インドネシア在住20年の経験がある私から見ても、本書はかなりバランスの取れた内容で、且つ学びも多かったです。2024/01/13

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