児童文学創作シリーズ<br> ルドルフといくねこ くるねこ

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児童文学創作シリーズ
ルドルフといくねこ くるねこ

  • ISBN:9784061335219

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内容説明

笑いあり!涙あり!決闘あり!こんどの「ルドルフ」もおもしろさバツグン!人気の「ルドルフ」シリーズ第3作、ついに登場! つぎつぎとまきおこる事件に、ルドルフたちは、どう立ち向かうのか?元気いっぱい、勇気100倍!ユーモアあふれる痛快ストーリー! ある日、川のむこうからドラゴン兄弟がやってきた。いったいなにをしに?最近、ブッチーのようすもなんだかおかしい。そして、ルドルフにも思いがけないできごとが――。変わらないようでいて、変わっていく世界のなか、それぞれが自分自身を見つめなおしはじめる、ルドルフとなかまたちの新しい物語!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

masa@レビューお休み中

135
久しぶりに訪れたルドルフの世界。いつも思うけど、児童書なのに読ませるし、夢中になってしまうんですよね。ルドルフとイッパイアッテナとブッチー。仲良し三人組のネコたちに、大きな壁が立ちはだかる。ルドルフはある出来事に落ち込み、ブッチーは不自然に苛立ち、イッパイアッテナはみんなのために旅に出る。彼らは、男の子ではなく、一人前の男として生きている。その姿が格好いいなと思ってしまうんですよね。今回はみんな共通の敵が現れて戦うことになるのですが、またその展開が予想できなくてドキドキしてしまうんですよね。2017/01/11

mocha

103
教科書の「I am a boy」に難癖をつけるイッパイアッテナ。確かに少年は「僕は少年です」なんて言わない。でもブッチーは「オレはねこだ!」と宣言する。飼い猫でもノラ猫でもどっちでもいい。血統書とか雑種とか関係ない。ブッチーとかブーブンとかどう呼ばれても変わらない。「オレはオレ、オレはねこ」もうすぐパパになるブッチー、がんぱれ!イッパイアッテナも早く川向うから帰ってきてほしいな。もしも電車で猫を見かけたら、声をかけないようにしよう。2016/06/28

優花 🍯モグモグ

86
ルドルフ成長したなぁ~。動物だけの友情や成長物語だけでなく色々と考えさせられます。このシリーズは教養だけでなく強さや優しさが詰まっていて好きです。また、挿し絵に描かれているルドルフや仲間たちも単純に書かれている絵も好きです。2016/09/05

ずっきん

78
ルドルフとイッパイアッテナシリーズ3。江戸川の向こう側で起きた野良犬による襲撃事件。報復の助太刀に向かうイッパイアッテナ。残されたルドルフとブッチーに起こる波乱。そして襲撃の真相とは!? もうね、正統派の任侠&クライムスリラー&ビルドゥングス・ロマンである(断言) 会話のウィットと散らせた伏線、予想をかわす展開が、ああ熱い。説教臭さ皆無で大切なことをエンタメに載せて語る著者は流石の手練れである。物語としては1、2巻で完成しているので、ここからはキャラを際立たせる展開なんだろうな。これぞシリーズ物の醍醐味!2021/03/31

ぶんこ

77
電車に乗ってる猫を見つけたら・・・どこで降りるか後をつけたい。興味津々でワクワクしそう。2巻より先に3巻となったので、リエちゃんの家に戻れていたのを浅草寺で知りました。リエちゃんにはルドルフが、ルドルフにはリエちゃんが判らなかったというのは切ない。ルドルフは飼い猫から野良猫になったのかもしれないけれど、ルドルフはルドルフという猫にかわりはない。ブッチーいいこと言うなぁ。著者の猫に対する思いに共感大で、このシリーズ楽しみです。2016/04/26

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