小学館文庫<br> 提灯奉行 浅き夢みし

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小学館文庫
提灯奉行 浅き夢みし

  • 著者名:和久田正明【著】
  • 価格 ¥682(本体¥620)
  • 小学館(2019/09発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784094066661

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内容説明

御台所様の御為とあらば命惜しむに足らず!

 十一代将軍家斉の正室・寔子には、密かに想いを寄せ合う初老の武士があった。その名を白野弁蔵という。表向きは提灯奉行という軽輩者だが、その実、御目付神保中務から陰扶持を頂戴する直心影流の達人だ。寔子の命を狙う織田信長の残党・影母衣衆を見事撃退したのが縁だった。寔子の父は薩摩国鹿児島藩の前藩主・島津重豪。下屋敷で悠悠自適の隠居暮らしをするかたわら、江戸有数の遊楽地・南品川宿に繁々と出入りする通人だ。齢七十と見えるが、人品卑しからぬ風貌と、たとえ飯盛女であれ、頼まれれば親身になって相談に乗る人柄から「殿様」と慕われる、宿場でも評判の大人だった。その殿様に大事が出来したのは九月初旬のこと。神保に呼び出された弁蔵が絶句する。こともあろうに、重豪が、南品川の権助長屋で破落戸三人を殺害した廉で捕縛されたというのだ。早速品川に出向いた弁蔵が宿役人から話を聞くと、どうやら、重豪が旧知の旅籠利久屋の女中母娘を助けようとした挙句の事件らしい。だが、裏に影母衣衆の濃厚な気配があった。一途に慕い続けた御台様の命と引き換えに、純情侍・白野弁蔵ついに散華す!著者が全力を傾注して書き下ろすシリーズ第3弾完結篇。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とし

86
提灯奉行「浅き夢みし」 完結。信義のため、おのれを全うし誰にも看取られず亡くなった弁蔵だが、寔子や、御広敷伊賀者、又兵衛、才蔵、与市、小六にその意志が受け継がれ物語りは完結し良かった。2019/10/27

Masayoshi Arakawa

0
20200930 110 なんと職務質問されちゃいました、ほんと今思い出して気持ち悪い‼️バカヤローだ‼️ 2020/09/30

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