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内容説明
音楽ライブイベント初日、アルバイトとして会場に派遣されていた音無小鳥。その姿を見て、小鳥の母・琴美の面影を感じた黒井。自身が彼女の芸能活動に終止符を打ったと話し、母の真実を聞きたいかと小鳥に問う。765プロの事務員でおなじみの音無小鳥の在りし日を紡ぐ物語、第2巻!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
わたー
18
★★★★☆電子化される日を今か今かと待っていた。そして、待った甲斐はあった。過去と現在が交錯する物語。難病を抱えながらも、キラキラと輝くステージを目指した1人の少女。そして、彼女をめぐる2人のプロデューサー。過去編はいよいよ佳境へと。いやあ、面白い。2019/09/02
まゆにゃ
17
kindle。何故かいつまでもkindle版が出ないなーと思ってたら、３巻とほぼ（？）一緒に。担当編集が電子版作るの失念でもしていたのか、電子版配信タイミングの時期についての方針が編集部で変わったのか……？ さて。高木と黒井の確執の続きが小鳥の視点を通して語られていく。黒井の尖りっぷりがちょっと若々しく痛々しい。刑事物の威圧感ありの若手と宥め役の年配コンビの組み合わせに似ていて、これはこれでいいコンビであるように思った……黒井は認めないだろうけど。そして小鳥嬢の空気の読まなさっぷりがストーリー上の癒やし。
highig
16
（ ＾ω＾）続き読むの１年以上ぶり。眩しく光るステージに惹かれた少女の夢と命の葛藤を描くアイマススピンオフ第２巻。所謂『過去編』だが、本スピンオフのテーマに迫るエピソードになりそう。恋と仕事の類似性とでもいうのかな？強い拘りに対する不器用で熱い想い・・・二人の男と一人の少女を少しトレンディドラマチックに描きつつ、本作のヒロインたる音無小鳥にどうやってバトンを引き継ぐのか？丁寧に次巻への溜めを作った中年男の青春譚といった一冊かな。否応なく続きが気になるところだが、３巻は既に同時刊行分をダウソ済み余裕ですた。2019/11/07
いりあ
9
雑誌「月刊ComicREX」で連載されているBNEI/PROJECT IM@S(原作)、髙橋龍也(脚本)、まな(作画)の「朝焼けは黄金色」の第2巻です。「アイドルマスター」シリーズの中で少しだけ触れられていた765プロの事務員である音無小鳥の過去を描いたスピンオフ作品です。小鳥の物語でもあり、小鳥のお母さん琴美の物語でもあり、高木社長と黒井社長の物語でもあり、ものすごく重厚な作品になってきました。じょじょに明らかになってきましたが、ここで次巻に続くなんて。2019/10/16
うさみＰ
9
私を迎えてくれる歓声の眩しい朝焼けの向こうに、あらゆる光も音も打ち消す激しい雨が待っていたとしても。だけどなぜ・・・。あの時にお母さんと一緒に唄った「花」の歌のトキメキ。『・・・だって、お母さんはアイドルが大好きでしたから』なぜ、音無琴音はアイドルの舞台から失踪したのか・・・。常識を覆す努力至上主義の黒井社長と、心情を第一とする運命論者の高木社長が決定的な袂を分かつ切っ掛けが語られるが・・・。難病がきっかけなのだろうが、きっかけに過ぎず。小鳥を身籠ったところまで踏み込むのか。2019/08/01
