鬼の又鬼のアモ（２）

著者名：多田乃伸明【著】

講談社（2019/09発売）

• ISBN：9784065169858

内容説明

神の使いを殺した罪で刺青を入れられて村を追放された女マタギのアモ。山神・エルスに拉致された幼なじみのマンザを救い出すため、「鬼の又鬼」と呼ばれる浪人となって旅を続けていた。ある日、狼のオイノ様を祀る村に立ち寄った。その村では神の生け贄になる人間を探していたが見つからず、アモが目をつけられてしまう。神様に食われて死ぬのか、果たして‥‥！？　『７０億の針』の多田乃伸明が圧倒的筆致で描き上げる壮大な歴史ファンタジー第２巻！！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[たー]

話が進んだようで進んでないような…。スタート時の壮大な物語になりそうな雰囲気が、ちょっとスケールダウンしたような気が…。コマ割りとかの迫力って面もあるかもしれないけど、神との戦いが地味です。それでもこの先含め気にはなる！和製ファンタジーにありがちな展開にならないで、オリジナルの路線を歩んでいって欲しい気持ちで一杯です。

2019/09/19

[ぷくらむくら]

物語としても面白い。土俗な神々・妖の設定、荒漠だが壮大な風景の描写が楽しい一冊でした。

2019/12/17