雪にツバサ・春（３）

著者名：高橋しん【著】

講談社（2019/08発売）

• ISBN：9784063825299

内容説明

不良なのにイジメられっこ、実は「超能力者（エスパー）」の翼。
口のきけない雪の「うた」が聴こえるのは、彼にだけ。
寂れた温泉街で、ふたりの物語が重なり始める‥‥。


かつて絶交した親友のタキが、サッカー部でいじめを受けている。気になった雪はタキやツバサに近付くが、厚い壁を感じて入り込めない。そんなある日、雪はツバサの夢の中に入り込んでしまう。夢の中で雪は幼いツバサでタキの親友だった。夢を語り合い、誰よりも信頼し合っていた二人の友情を追体験する雪。そして知る二人が絶交した原因。夢から覚めた雪は、二人の絆を紡ぎなおそうと動き出す――。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[葉桜]

雪がツバサの夢を見たことでタキを親友だと思ってるのが面白いです。タキが困惑するのは当然ですが(笑)ずっと仲違いしていたツバサとタキは、雪が間に入ることで関係をやり直すきっかけになるかもしれないですね。ひな先生を巻き込んでのイジメの復讐も含め、次巻が楽しみです。

2014/12/03

[羊人]

超能力と自分本来の力、悩ましくも考えさせられる問題だ。

2014/12/28

[月路]

ツバサ君とタキ君の間にできた壁、それが段々とほどけていって面白かったし感動した。雪先輩の行動力が二人を救うと信じています。

2014/12/08

[Daisuke T]

雪さんの行動力が面白い。

2014/11/25

[たまやん]

ツバタキがメインなのはやっぱ過去のアレが関係してんだろなーでもまさか夢に入り込むってゆう展開だとは！案の定雪参入ｗ　そしていい感じにひな先生も絡んできて学校の暗黒面一掃しそうな展開待機です！

2014/11/19