雪にツバサ（２）

著者名：高橋しん【著】

講談社（2019/08発売）

• ISBN：9784063821260

内容説明

不良なのにイジメられっこ、実は「超能力者（エスパー）」の翼。
口のきけない雪の「うた」が聴こえるのは、彼にだけ。
寂れた温泉街で、ふたりの物語が重なり始める‥‥。


「たとえば本当に超能力なんてものがあれば大切と思える、ただ一つのものでも守れるんだろうか」声を失った女子高生・雪がノリで結成した超能力探偵団。そんな無謀な雪を放っておけないエスパー少年・翼。ノリノリで事件解決に乗り出すも、事態は思わぬ方向に‥‥。高橋しん７年ぶりの週刊連載作！大反響に応え！！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Root]

雪にツバサ第2巻。 「たとえば本当に超能力なんてものがあれば大切と思える、ただ一つのものでも守れるんだろうか」 超能力が使えると勘違いした雪が翼を連れ回し、ノリで結成した超能力探偵団。 無謀な雪を放っておけない翼は、図らずしも超能力が発動してしまい、事件の全貌を知ってしまう。

2014/10/17

[TAMA]

読書メーター通算700冊目。久しぶりの高橋しんさんの作品を1、2巻一気読み。相変わらず設定は上手い。と言うかむしろ1巻の裏面にあった「超能力探偵団」に惹かれた（笑）が、思ってたのとは違った（笑）でも、これはこれで面白いと思いますので”ちゃんと”終わらせて欲しいです。

2012/01/28

[ささきち]

あの強姦殺人犯の首出ちゃいけない音出していたのに死んでないのね先輩の危機に比例して能力が上がっていくと最終的にどこまで威力が上がるんだろうね、正直先輩が脳天気すぎて多少イラってきてるけど風呂の事件を忘れているのを見ると何とも…ね？はやくどんなエロイ過去があるのか知りたいんですけど！楽器のアレはどう考えても後味の悪い結果にしかならんだろ、女子の陰湿さをこの作品で見ることになるんやろうな～ただ仲良くしたい先輩と仲良しグループだけでいたかったとかそんな理由で売ったんじゃないかなと思いながら次読む。

2015/10/12

[つよしー]

サイコメトリー（物に残る記憶を追体験できる能力）は便利そうだけど知りたくないことまで知れちゃうのか･･･そう思うとツバサの気持ちも分かります。終盤のツバサはカッコよかった！ただツバサは自分のことを責めすぎでは？謙虚なのはいいけど謙虚すぎる気が。しかし、それでこそツバサなのでしょう。そして雪は今回も天然で純粋で可愛らしい！今後は泥々した展開になりそうですがどうなるか。次巻も楽しみです。

2012/10/18

[チューリップ]

雪危ない目にあっているのに首を突っ込んでいく事多くて危機感ないなあとか思っていたけど記憶が無くなっちゃうのか。自己防衛みたいなものなのかもだけど本当に危ないなあ。ツバサは自分の能力は小さいとか言っているけど雪のピンチには強力な力出ているし本人は使う気ないから分からないだけで本当は強いんだろうな。楽器泥棒の話は近しい人が犯人っぽいけどドロドロな展開になってしまうのだろうか。

2021/02/13