BLIC 王様ランキング(4)

著者名：十日草輔【著】

クロスフォリオ出版（2019/08発売）

• ISBN：9784047356849

内容説明

謎の修行に入ったボッジ。先生となったデスパーは本当に良き人物なのか？
カゲはボッジの武器を見てデスパーに疑いの目を向ける…。

一方、ミランジョ提案の、飲めば無敵の力が手に入る薬を拒否したダイダだったが
ミランジョの弟子アピスが立ちはだかり…。

ドーマスの誓いを描いた描き下ろしも収録した第４巻

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[眠る山猫屋]

冥界でのデスパーによる修行を終えたボッジ。一見紳士風だが金に汚い師匠デスパー、良い導き手だった。王妃ヒリングやボッス王もそうだが、人間には陰陽二面性が在ることを、くっきり打ち出してくる。この作者さんの一番伝えたい事なのかも。だから登場人物たちの心情もクルクル変わる(ただし自然に)。一度は絶望し裏切ったドーマスも己を取り戻してくれた。そして善き改心を引き寄せるのは、ボッジ、カゲ、ホクロたち真っ直ぐな心の持ち主なんだ。

2019/06/17

[ぐっち]

ボッジは修行により強く…なったのか？本人が自信がついたならいいのか。かわりに弟のダイダが大変なことに。早く続きが読みたい。

2019/06/15

[トラシショウ。]

「あなたと過ごして何も不自由等無かった。ボッジ君、あなたが気にしている事は、もしかしたらあなたの長所なのかもしれない」。デスパーを師と仰いでのボッジの修行の開始と、アピスの知る事になる「鏡の中の者」の正体とその恐るべき目的を挟んで、遂に自分だけの「武器」を会得し国へと戻る決意を固めたボッジの旅立ちまで。ああ、第二王子だった「ダイダ」って名前はそういう意味だったのか。まだまだ伏せられている事の方がずっと濃厚な、不穏な暗雲が立ち込める未来に向けて、ボッジの「武器」が光をもたらせるか否か(以下コメ欄に余談)。

2019/06/23

[あこさん]

ボッジの手に入れた力がわかった、素晴らしい！ そして父ボッスが復活する、可哀想なダイダ。 身勝手な父ボッスの目的は何なのか、ヒリングも殺されてしまうのか。ドーマスとホクロも動き出す。 続き楽しみ。

2020/06/14

[はる]

デスパーの元で修行に励むホッジと無敵の力を拒んだダイダだったが… ホッジ良かったなほんとに強くなれてさあデスパーすごいやつなんだな、ダイダの方はかわいそうだなあんなことになるとは酷いぞあれはヒリングが悲しむぞ、ドーマスとホクロが今後どうするかも気になる面白かったです。あとアニメ化おめでとうございます。