内容説明
歌人の家に生まれ、和歌のことにしか興味が持てない貴公子・希家は、武士が台頭してきた動乱の世でもお構いなし。怪異譚を探し集める宮仕えの少女・陽羽と出会った希家は、凸凹コンビで幽玄な謎を解く。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
葵@晴読雨読
29
崇徳上皇の呪いがメイン。もっと続きが読みたい終わりかた。2019/10/31
み
25
何となく読了。三作目は楽しめずでした(^^;ばけもの好むの新刊が早く読みたくなりました。一作目で、かぶった像は、全くなくなりましたよ。2022/01/02
Norico
19
間違えてシリーズ終わりの巻を最初に読んでしまった。まあなんとなく繋がりとか分かったからいいか。しかし、この前に読んだ本が高田崇史さんの「源平の怨霊」で、平家の話で、こちらも崇徳天皇や後白河天皇など怨霊憑いてる。次は気楽な感じのやつを読もう2019/09/30
きょん
17
シリーズ完結。今回は仕える主人を危険に晒しても構わないという讃岐の執念が恐ろしかったなあ。これで終了とはちょっと物足りない。2019/09/02
aisapia
14
三部作のラストでしたが…続きがほしい!と思いました。陽羽がすてきな女御になって、希家が旅で色んな和歌を読んで軽く恋なんかも経験して、寂蓮も新たな生き方を見つけたそんな未来の話が読みたくなりました。ストーリーとしては知る人にのみさりげなく謎がとけ、終わっていく感じ。陽羽ちゃんって無鉄砲かとおもいきや実は常識をわきまえてるというか、大人なところもあるよね。素敵な女御になってほしいです。2021/05/18