内容説明
五大国会議に参加する女王の護衛役として招集されたアードは、その開催の地メガトリウムを訪問する。大陸の覇者たる首脳が一堂に会する中、元四天王であり、現教皇ライザーと邂逅を果たすのだが――
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
真白優樹
5
女王の招集により五大国会議に護衛として参加する中、元四天王の教皇、ライザーの思惑に立ち向かう今巻。―――あの日の遺恨を滅す為、今再びあの日の力を。 あの日に置いてきた遺恨がアードに追いすがる中、今の世界で得た絆と結論で否を突き付ける今巻。 時が歪めた嘗ての友の心を叩き直す為奔走し、あの日の力を再び纏い裁きを下す。大魔王たる彼の格好良さが一つの極致を迎えると共に、世界が迎える激動の時代に心に一抹の終幕の予感吹き込む巻である。世界は混乱を始める中、アードはいつまで人でいられるのか。 次巻も楽しみである。2019/08/30
菊地
1
この巻の内容自体はそう悪いものではなかったけど、深刻化する状況下と以前の巻でのコメディノリとのバランスが気になってしまって何とも。2020/05/06