角川書店単行本<br> 未来を決めるのは私だから王子様も魔法もいらない

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角川書店単行本
未来を決めるのは私だから王子様も魔法もいらない

  • 著者名:とどろん【著者】
  • 価格 ¥1,320(本体¥1,200)
  • 特価 ¥660(本体¥600)
  • KADOKAWA(2019/07発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041085417

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内容説明

YouTube、Twitterで累計23万人が共感。
SNS界に突如現れたとどろんが全編書き下ろした、コンプレックスを抱えながら世界と戦う術。
(累計23万人は2019年6月末時点の数字です)


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昔から自分の顔が嫌いだった。この顔のせいで常に人生はどん底だった。
「死にたい」と言えば「そんなことで」と言われたけど、私にとっては「そんなこと」が全てだった。
皆がブスだと笑うから、私は人前で笑う事も泣く事も怖くなった。
でも人の目を見られなくなり下を向くと、「ちゃんと前を向きなさい」と怒られた。
「外見をそんなに気にするなんておかしい」「内面がダメだから外見も悪くなる」
私の劣等感の根源である「世間」は常識人のような顔をして、私という人間をどんどんダメにした。
この世の中はとても生きにくかった。
生きる事は強制されるのに、私が普通に生きる事を許してはくれない。

でも私は諦めきれなかった。私だって普通の女の子のように生きてみたい。
好きな洋服を着て、誰の目も声も気にせずに街を歩いて、
大好きな苺のパフェを食べて。それだけでいいのに。
苺のパフェも洋服も自分で買うし、手を繋いでエスコートしてくれる彼氏もいらない。
お姫様はいいなぁと思うけど、自分がなりたいわけじゃない。
魔法にかけられたいわけじゃなくて、王子様に迎えに来てほしいわけでもなくて。
自分の力で頑張るから。
だから自分の好きに生きて、自分の好きな姿で死にたい。
こんな理不尽な世の中なら毒を吐きまくってでも幸せになりたい。
お姫様が呑気に王子様を待っている間に、他の誰でもない、私自身が私を幸せにしたい。
未来を決めるのは私だから、王子様も魔法もいらない。(はじめにより)

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あみ

5
若い時は特に、周りからどう見られるか過剰に意識してしまう。他人に認められることを最終目標にしない。誰かに自分の人生を託すものじゃないし、他人が全てではいけない。自分を一生認めてあげられないのは辛いから、自分が可愛いと思えるスタイルを貫く。2019/12/19

2
著者のYouTubeが好きで購入。 容姿にまつわる話がずっと続きます。共感できる苦しさが読んでてきついです。動画も素敵な方なので見たことない人はぜひ。2020/08/16

かりんとう

1
ブスあるあるが共感できるから悲しい。別にチヤホヤされたい訳じゃないけど、せめて人間扱いしてくれという、とどろんの容姿差別に対する悲痛な叫びが、痛いほどわかる。可愛い子は可愛い服を着てもいいけど、ブスは自重しろとか、ブスは可愛い子よりも経済格差が3000万円もあるとか…。世知辛すぎる。2020/03/25

ゼラニウム/フウロソウ科

0
流し読み。自分のことブスブス言っていて読んでいてなんかつらい。2020/06/05

茉莉

0
自分に自信が欲しい2019/12/04

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