捨て本

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捨て本

  • 著者名:堀江貴文【著】
  • 価格 ¥1,366(本体¥1,242)
  • 徳間書店(2019/07発売)
  • ポイント 12pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784198648213

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内容説明

良くも悪くも、あなたの持ち物は重くなってはいないか。
大切にしていた「はず」のモノで、逆に心が押しつぶされそうになってはいないか。

だから、ビジネスも人生も「捨てる」ことからはじめよう。
「これから」を、病まないで生きるために。

堀江貴文が満を持して送る「捨てるため」の本。

時代の寵児から一転した逮捕・収監を経て、令和元年、ついに日本初の民間ロケット打ち上げ実験を成功させた堀江貴文。
その折々にあったのは「捨てること」「持たないこと」を徹底した思考法だった。

もし、自分にある種の強さがあるとすれば、それは「捨てる」ことへの、ためらないのなさかもしれない――。
幼少期の原体験から東大、ライブドア時代と、久し振りに自身の半生をゼロから振り返った「原点」がここに。

逆境にあっても未来を見据えながら、今を全身全霊で生きる。
そのために、捨てるべきものは何か。持っていなければいけないものは何か。

ライフハック、お金、仕事から人間関係まで、「所有」という概念が溶けたこの時代に最適化して、幸せに生き抜くためのメソッド集。

タイトル題字:堀江貴文

<目次より>
―本当にそれは必要ですか?―
大切なモノを捨てていくことが、本当に大切なモノにアクセスする手段となる。

―所有欲―
「所有」と「獲得」。この2つは似て非なるものだ。決して混同してはならない。

―プライド―
辛く苦しいときに、どう対処するか。あえてピエロになるという選択。

―誰かのせい―
自己否定の連続こそが強いアイデンティティを育てる。他人のせいにしても、あなたの未来は開けない。

―人間関係―
ステージごとに人間関係はリセットする。しがみついているのは、むしろあなたの方かもしれない。

―愛着―
根拠のない「愛」とか、ましてや「縁起」とか(笑)。全部捨てて何が悪いのか?

―結婚―
ひとりきりは寂しかった。でも、自分で「捨てる」と決めたから後悔はしない。

―家―
それは家族のため? 自分のため? 全部、違う。あなたは刷りこまれているだけだ。

―家財一式―
収監という「強制断捨離」。何もない部屋で感じたのはすがすがしさだった。

―分かち合うこと―
独占ではなく共有。体験は共有することで楽しみのバリエーションが広がる。

―持ち物と思い出―
思い出を捨てられない人はヒマなだけだ。場所はおろか時間まで取られてタチが悪すぎる。

―嫌な仕事―
辞められない理由はなんだろう。安心感? 安定感? 嘘だ。〝損切り〟に臆病になっているのだ。

―好奇心―
誰からも奪われることがない自分だけの人生の相棒が「捨てるもの」を最適化する。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

MI

94
豊かな生き方とは、お金にまつわる既成概念から、解放された先にある。一度強制的に全部捨てるしかなかった経験を経て、以前は捨てられなかったものは、本当に捨てられないものなのか?それを捨てても誰も責めないし、困るものではない。あなたはモノが大切なのではなくて、モノに対する人間関係や安心感に見捨てられるのが怖いのではないか。モノをなくすと、頭の中がクリアになる。物欲がらない代わりに経験、人とご飯を食べる、一緒に仕事をするなどの経験の方が明らかに大切。大事なものが分かっていれば、自ずとそうでないものは捨てられる。2023/09/11

あっか

79
堀江さん最新刊。多くの著書のように煽るような論調ではなく、彼が捨ててきたもの、捨てられなかったもの、奪われたものについて時に感傷的になりつつ語っている様子が印象的。宇宙や運命などあまり語っている印象のないスピっぽいことを言っているのにも驚き。一度何もかも手放した後何もない暮らしを実践しているからこその説得力もあります。「所有とは結局、それを買えるチャンスと経済力があったことを可視化しているだけ」という言には目から鱗!結婚制度については確かに…ですがそれと彼の結婚が上手くいかなかったのは別問題な気が…^^;2019/08/13

Tenouji

47
ホリエモンの断捨離ホテル暮らしは、刑務所生活の延長戦なのか。あと、例の事件の罪は、認めなかったんだね。すし職人のまな板と包丁の話し、彼氏20%理論は面白かった。そもそも目的は何?っていう突き詰めた合理的な考え方、時間と好奇心を優先的にする生き方。ここ20年ぐらい、ソフトウェア開発周辺で起こった思想を、日本で体現している代表とも言えるのかな。優秀なエンジニアチームを失ったという、くだり、はげしく同意。恐らく日本が失い続けてるチャンスでもあるよね。2019/08/16

ニッポニア

45
捨てて捨てて捨てまくれ。以下メモ。あなたが愛しているほどに、物の側はあなたを愛していない。僕らは所有欲に振り回されなかった赤ん坊に戻って良い。所有と獲得は似て非なるもの、決して混同してはいけない。うまく手放していけば本当に欲しいものへと手を伸ばすことができる。シンプルに対処すれば、人付き合いは格段に楽になる。自身の枠組みを主張していけば、評価のステージは必ず上がる。価値観や意見が同じであることは実は異常。家族は捨てるフォルダに入れていいものだ。一つのものにマインドシャアの多くを奪われたくない。2025/04/09

チック君

33
読了しました。ホリエモンの本はおもしろいですな~人によっては共感出来ない人もいるかもしれないが、自分にとっては生きていくためのバイブルになりつつあります。今回の『捨て本』も『ゼロ』に近い内容で、過去に出版している内容も何度も出てきているが、読んでてあきないです。そんななかでの本書は『捨てるもの』に特化して書いてあり、良かったです。それでも捨ててはいけないもの『時間』と『好奇心』!そうですよね、今の自分に当てはめて読むと、時間と好奇心を捨てかけている・・・こんなんじゃだダメだと考えさせられるっす!2019/08/02

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