講談社文庫<br> 壁を破って進め(下) 私記ロッキード事件

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講談社文庫
壁を破って進め(下) 私記ロッキード事件

  • 著者名:堀田力【著】
  • 価格 ¥715(本体¥650)
  • 講談社(2019/07発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062734400

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内容説明

日本の明日と正義のため許してはならない! 捜査が進むごとに現れる大きく厚い壁。いかにして壁は破られたか? ――動き出した法務・検察の前に大きな壁が立ちはだかった。国境、政治、人、時間……いくつもの厚い壁に阻まれ、捜査は難航する。しかし、日本の正義のために、この巨悪を許してはならない。隠密裡に進められる捜査員の必死の調査は、じりじりとそして確実に真相に迫り、ついに戦後最大の疑獄事件はその日を迎えた。巨悪vs.検察の激しい攻防!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぐうぐう

7
ロッキード事件を扱ったノンフィクションであるが、サブタイトルにあるように、これはあくまで堀田力が見た事件捜査の模様であり、そういう意味では客観性には欠ける私記である。当然、堀田が関係したアメリカ側の捜査がメインとなっていて、ロ事件そのものを俯瞰して描いているわけではないのだ。その部分の不満はあるものの、しかし、堀田自身の目を通した場面しか記していないのは、ある意味、誠実さの結果なのかもしれない。こういう姿勢にも、堀田力という元検事の生真面目さが表れていると言える。2010/10/22

うたまる

0
なかなかの労作で読了に達成感すら覚えた。それは、下巻の前半部を占める証人尋問のための手続論の応酬がかなり専門的で煩雑なため。法学部出身でも要点を押さえていくのは骨が折れるのに、法律用語に触れる機会のない人ならさぞや困惑するだろう。勿論相当噛み砕いて丁寧に記述されているので、じっくり取り組めば問題はない。結局ロッキード事件の全体像までは手が付けられていないが、一断面としてでも十分満足しうるものだった。「ここで着手しなければ、検察は今後二十年間国民から信頼されないだろう」この気概は常に持ち続けていて欲しい。2012/10/01

ヒカル

0
ややこしい法律の話が多くてなかなか読み進めることができなかったが、想像を絶する大変な苦労があったんだなぁということは理解できた。最後の方はワクワクしながら読めた。2010/06/26

ゴリゾウ

0
日本の明日と正義のため許してはならない! 捜査が進むごとに現れる大きく厚い壁。いかにして壁は破られたか。 動き出した法務・検察の前に大きな壁が立ちはだかった。国境、政治、人、時間……いくつもの厚い壁に阻まれ捜査は難航する。しかし、日本の正義のためにこの巨悪を許してはならない。隠密裡に進められる捜査員の必死の調査は、じりじりとそして確実に真相に迫り、ついに戦後最大の疑獄事件はその日を迎えた。(Amazon.co.jp) #1953-22010/02/16

かいのすけ

0
恐ろしいほどの緊張感と責任感と焦燥感が伝わってくる2019/11/30

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