内容説明
極南に根を下ろし、弱者が虐げられることなく、餓えずに生きていける。そんな国造りを始めた香月。港は活気づき街は栄え、しかし火種はくすぶっていた。香月が信頼していたあの人の手で反乱ののろしが上がった……!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
34
極南を元海賊・緑旗幇の領土として認めさせ、政治の勉強を始めた香月。順調に発展しているかに見えた極南において、ひそかに燻っていた不満が爆発する第三弾。久しぶりの刊行でしたが、極南が海賊集団から国として発展していく過程で富をどう分配していくのか、最初に貢献した人たちをどう扱うのかという問題はやはり出てきましたね。商人の発想だけではどうにもならなくて、国のありようと人々の想い、結婚への苦手意識に揺れ動く香月の姿が印象的でしたけど文烈とは結局どうなったのか、これで完結なのか続巻は売上次第なのか気になるところです。2019/09/06
ひがしの
2
なんだかあっさり終わってしまった感じ。 せっかく桂妃という、おもしろくなりそうなキャラも出てきたのに。 もう少し極南のあれこれが読みたかった。 あと個人的に、後書き好きなので今回なかったのも残念。2019/07/26
わぴねむ
1
表紙のような雰囲気あったかな…。2020/12/02
よっしー
0
1巻は凄くワクワクしたんだけど…何だか結局物足りないまま終わってしまった感じで残念。もう少し書いて欲しかったな。2020/02/28