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内容説明
みずから認める、＜すみっこ系わき役女子＞の和登千秋（わと・ちあき）。中学デビューをめざしていたのに、しょっぱなから風邪でお休み、帰宅部ルーキーに。あまり読書の習慣はないのに、ひょんなことから、友だち100人いそうなイケメンの同級生、本田宗六（ほんだ・そうろく）に、読書クラブ、そして探偵の助手に誘われて－－!?本田宗六がシャーロック・ホームズの日本名で、ホームズの助手はワトソン、わたしの名前が「わと」だからって、なぜ私が探偵助手に！？友だち0人の和登の中学生ライフがはじまります！－－いままでにないような形で、本のおもしろさと、友達の大切さを教えてくれる話でした。すごくいい話でした。（青い鳥文庫ジュニア編集者 小学4年生 ●好きな作品「トキメキ図書館」「霧のむこうのふしぎな町」）－－知っている話がたくさん出てきて、思いだせて楽しかった。本に対して言っている言葉が共感できるものばかり。（青い鳥文庫ジュニア編集者 小学5年生 ●好きな作品「ステップファザー・ステップ」「黒魔女さんが通る！！」）――次のページにはどんなことが待ちうけているのだろう？とページをめくる手が止まりませんでした！（青い鳥文庫ジュニア編集者 中学1年生 ●好きな作品「もしも、この町で」「探偵チームＫＺ事件ノート」）－－読書に興味のない人が、このお話みたいにどんどん読書を楽しんでほしい。みんなにオススメしたいです。（青い鳥文庫ジュニア編集者 小学6年生 ●好きな作品「氷の上のプリンセス」「ビートキッズ」＜小学上級・中学から すべての漢字にふりがなつき＞
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さーちゃん
6
8歳6ヶ月 ー母ー 母、青い鳥文庫で初めて泣いた。学生生活でよくある話。だからこそ共感したり色々な立場で胸がキュッとなる子もいるのでは。物語に沿って童話『でんでんむしの かなしみ』を用いて不安な気持ちと向き合う色々な考えや『しろくまちゃんのほっとけーき』で幸せとは等語る。本は物語は、時々人を救う。背中を押してくれる。学園内でのホームズとワトソンの事件謎解きも面白かった。少々重い所もあるが希望が持て後味も良い。とりあえずこの本を読み終えたら新美南吉の『きつね』を読みたくなる人が多いのでは？2020/10/03
つきみや
6
いつ読んだか忘れた😇 だけど、相変わらずトリックが面白いなって思ったことは覚えてる。
はるちゃん
4
名前の秘密が面白い。本がネタになっていて、たくさん出てくるからよかった。2020/08/10
ごま麦茶
3
中学デビューに失敗した和登千秋。千秋が落とした交換日記を拾ってくれたシャーロック・ホームズの和名を持つ本田宗六。千秋は宗六に読書クラブに誘われる。そんなある日、図書室の本に落書きされているのが見つかる…！個性的で素敵なキャラが沢山出てくる、本の関わるお話。新美南吉やホットケーキの出てくる本など、散りばめられている本のタイトルにワクワク、ミステリーな展開にドキドキ。楽しく読みました。早沙ちゃんも可愛いけど、るっこ先輩も素敵なキャラ。次巻での活躍楽しみです。時々出てくる様々な擬音に、何だかほっこりしました。2025/02/06
kira
3
主人公視点の語り。名作系を押さえつつストーリー展開がされている。2023/03/20
