内容説明
小姓組番衆を務める若き旗本、新宮鷹之介に、将軍家斉から「滅びゆく武芸流派を調べよ」と、武芸帖編纂所の頭取につくよう命が下る。鷹之介には助っ人がつけられたが、飲んだくれの柳生新陰流の遣い手に、不器用すぎる円明流の達人と、癖のある剣客ばかり。武芸帖編纂手始めの流派は幻の手裏剣術。その遣い手に辿り着けるのか。笑いあり涙ありの傑作シリーズ開幕!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とし
123
若鷹武芸帖。シリーズ開幕ですね。将来を栄達を望める小姓組番衆の新宮鷹之介さん、突然武芸帖編纂所を命じられ、助っ人を付けられたのが、飲んだくれの浪人の水軒三右衛門見世物小屋で曲芸を披露している松岡大八、一時は悄然とするも世間知らずの鷹之介、人を喰ったような三右衛門と大八だが若殿を導き育て又鷹之介のそれに応え成長して行きやがて大空に悠然と羽ばたく大鷲になるような物語かな楽しみなシリーズです。2018/01/06
ベルるるる
25
優しくて心根は真っ直ぐ、そんな気持ちのいい若者が主人公。その主人公の家に仕える忠義者達、そこに加わる凄腕の中年浪人二人。読んでて楽しかった。続きも読もうと思う。 2019/04/19
み
23
さくさくと♪家斉さん、子沢山だったんですね…、そんなことを学びました(^^;この作家さんなので、お夏さんと栄三さんのようなキャラを期待してしまっていたので、ちと物足りなかったです。2021/08/22
ドナルド@灯れ松明の火
13
剣客太平記の次は若鷹武芸帖である。剣術以外の武術の伝承者を探しその武術を書き記すという、凝ったプロットになっている。登場人物も各武術(剣術等)の達人を配し、なかなか面白い。1話(1冊)1武術となっていて読みごたえもある。今作は手裏剣である。 お薦め2020/08/24
chacha
11
新たなシリーズを見つけて読むことに。なかなか面白い。若き旗本新宮鷹之助が滅びゆく武芸流派を調べよと将軍家斉から命を承けるところから始まる。なんか若いちょっと武芸ができるとはなにかけたやつと思っていたけど、助っ人の三右衛門や大八たちと幻の手裏剣術を調べはじめて、だんだんと成長していくのが面白くなってきた。二人の助っ人も大丈夫?て思ったけど、これがなかなか上手いぐあいに機能しだして、三人持ち味出せばこれからも楽しそう。2021/06/29
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